71. 捨てることの 代償
数年ぶりの更新となりますので、何話か戻って、前の話の流れを読み返していただくことを お勧め致します。
「!?」
「!」
グラグラっと、地面が揺れた。
「な、何!?」
「地震?」
「横揺れ、凄いんだけど!」
「お前たち、つかまって………」
「うえ〜?」
地面に足がついていない妖精王だけ、きょとんとしている。
「メルっち、ズル!」
「ご主人様〜。《しましまネコ》の《チカラ》が爆発してるの〜」
「爆発ぅ!?」
この揺れの正体――――
「……ねぇヒスイ。ネコの《能力》の特徴って?」
「まやかしが得意で、姿を隠しながら攻撃することで、効率よく相手を屠る…………」
「何か変よね? あんなふうに………」
「…………ふむ、魔法使いでもないのに、《風》が動いておるな」
「ニコちゃん、わかるの!?」
こんな見て目であっても、魔法使いの頂点に立つ者。
わからなければ、それこそ ただの《変態マント》だ。
「ネコって…………」
《世界の意思》の忠実なる下僕として、影でアリスたちを抹殺してきた《空の者》――――その中でも、とりわけ自由に行動が許されてきた、彼の役割。その《意味》。
「――――なるほどね。そーゆうことか」
一人、何かに気付いた兵士長が、構えていた大剣を 一旦下ろす。
それは、《戦闘解除》を表していた。
「兵士長?」
「なに、何なの?」
「わかったなら、教えなさいよ!」
「ぐぉぉぉ、揺れが激しくなってきてるぞ!」
地面が、揺れる。
その原因は、しましまネコの《チカラ》。
その《答え》とは―――――
「…………ノール」
「はい、カナト」
「………コレ、私たちが 何かする《必要》、あるのかしら?」
殺さない。
それは、何よりも《重要な》こと。
けれど、ネコや 他の《攻撃してくる連中》を野放しにすることが、最善策とはいえないのは確かだ。
殺さないことを貫くのなら、それ相応の《対策》が必要。
ただ、有効な手段など 叶人には思いつかず、その場しのぎの《追い払う》ことしかできなくて。
ネコが、引き下がってくれればいいのに―――そんな甘いことをチラリと思ったのは、みんなにはナイショである。
「………《世界の゙意志》って、相当な《性悪》だといえるわね」
「そんなこと、軽軽しく口にして いいの?」
「だって………」
《空の者》を手足のように扱っておきながら、救済する気なんて 微塵もないのだろう。
まさに、《捨て駒》。
代わりなど、いくらでもいる、ということか。
「アリスちゃん、どういうこと?」
「………目には見えないけど、《流れ》を感じるのよ」
「え」
「流れ?」
自分でも、不思議だった。
今まで、こんなことを感じたことは 無かったのに。
「マスター………あなた、まさか」
「ニコルが言っていた、《風》………」
それが、感じ取れるのだ。
「カナト…………?」
「ネコが、暴走してるんじゃないわ」
感情の昂ぶりによって引き起こされている現象―――ではない、ということだ。
「は?」
姿を現さない、ネコ。
それでも、その風の流れ―――《魔力》を感知することで、彼が どこにいるのか、はっきりとわかる。
「…………《回収》が始まった、かな?」
兵士長は、薄く笑った。
内容はちっとも面白くもないのに、どうして こんなに楽しそうな顔をしているのか。
改めて、鳥肌が立つほど恐ろしい男である。
「ひどいなぁ、アリスちゃん。有能な俺のことを、そんなふうに批判するのは、君くらいだよ」
「やめて、その笑顔で近づかないで。怖いから」
「カナトから、今すぐ離れなさい!」
「え〜?」
しれっと とぼけた顔をしても、誤魔化しきれない。
「…………か、回収って………」
「言葉の通り、その者が持つ《能力》の回収だな」
「の、能力!?」
この世界の住人は、すべて作られたものだ。
「能力だって、世界の゙意志という《創造者》から《与えられたモノ》だからな」
不要となった者、世界の意思から見放された者には、相応の《ペナルティ》が与えられて当然だろう。
「命の回収ではなかった。それだけが《救い》というべきか?」
「そうは言っても、ネコくんは 暗殺者だったわけだし? 《無力》となった彼は、はたして《無事》でいられるのかな? あははっ」
恨みなんか、腐る程 買っているだろう。
「僕たちには、関係のない話ですね」
「そこは、ウサちゃんに賛成〜」
「え、でも急にどうして………」
「―――――逆鱗に、振れたんじゃないかしら?」
ヒスイが、淡々と推測する。
「彼は 私のように《囚われの者》ではなかったから。常に自由で――――その反面、とても《制約》が多かったともいえるわね」
自由なのに、自由ではない。
何をするにも、世界の意思の゙《気に入る》ように。
間違っても、反抗や それに準じた《行動》や《思想》、それらからは無縁でいなければならなくて。
それなのに。
「アリス様の言葉に、《動揺》した――――ってことですね?」
「叶人さんに図星さされて、気付いたのかも」
決められていた、運命。
本当に、それが 正しいことなのか。
持ってはいけなかった《疑問》を、芽生えさせてしまったこと―――それが、世界の意思に バレてしまった、というわけだ。
図らずとも、叶人は《追い払う》だけではなく、結果的に《戦力の喪失》というところまで ネコを追い詰めたことになる。
「ご主人様、ネコさん………どうなるの?」
「!」
「メルっち………」
幼いメルの目には、どう見えているのだろう。
絶望と、恐怖。
ネコにとっては想像もしなかった、まさかの《未来》。
「…………ネコさん、死んじゃうの?」
「メル……………」
叶人は、すぐに 上手い言葉が出てこなかった。
こんな―――こんなことって、ある?
「………すぐに死ぬことは無いよ、おチビさん」
兵士長の慰めの言葉も、意味をなさない。
能力が、無くなるだけ―――本当に それだけで済むのなら、ペナルティにはならないからだ。
白ウサギの時と同じ。
ペナルティとは、残酷なもの。
「死にはしないが、ネコが今まで通りに生きていくことは、できぬだろう」
何も持たない《平民》。
《約持ち》だった者が、それに耐えられるかどうか。
「………身体ひとつで、はたして どうやって生きていくのか」
突然 放り出されて、初めてネコは気付くだろう。
制約があるにしろ、決められた生活というのは、どれほど《恵まれていたか》ということに。
「面白みがなく、退屈だとしても………決められたことって、何よりもラクなのよ」
何が起きても、自分に責任は無いのだから。
「これからは、すべてが《自分自身》で責任を取らなければならない――――《生きる》ということは、本来 そういうことなのだからな」
未来がわからなくても、自分で考え、選び、行動している《赤ずきん》たち。
彼らを目の前にして、頑なだったネコの意識に、綻びが生じて。
「…………ネコが生き延びられるかは、本人次第だ」
死ぬのも、生きるのも、これからは 自分の選択にかかっているのだ。
『う…………嘘だ! こんな………』
魔力の流れが、段々と 弱まっていく。
『何で………いつだって、アリスたちを 壊してきたじゃないですか!』
世界の意思の、命令の通りに。
壊して。壊れていく様を、見ながら楽しんで。
『誰よりも、従順に………』
「…………残念だけど、あきらめなさい。もう、遅いわ」
『!』
同僚であったヒスイは、同情などしなかった。
当たり前だ。
ヒスイは、自ら《選んだ》のだから。
「これから、あなたは 選ぶことの《大切さ》と《怖さ》を味わうことになるわ。あなたにとって、それが どんなものになるか………私には わからないけど」
『お前!』
「………さようなら、ネコ」
『待て! お前なら………お前なら、何か、《抜け道》を知っているんじゃないのか!?』
「……………………否定は、しないわ」
『ま、マッチ売り!』
《空の者》でありながら、名前が無かったせいで、ある場所から動けずにいた ヒスイ。
その代わり、色々な《住人》を見てきたし、情報だって 並の諜報よりも、よっぽど得ている。
《約持ち》の住人は、等しく もう一つの役割―――裏の顔を持っていた。
ヒスイは―――《観察者》。
直接的に アリスを殺しはしない代わりに、どんな情報だって得る《権利》を持つ者。
『………タダでとは言わない! 俺に払えるものなら、何だってする!』
「無駄よ」
自分の主と定めた《叶人》の敵になった時点で、ヒスイの中では 滅ぼす相手に認定されているのだ。
そんな男を助けて、何になる?
「…………マスター」
「え?」
「……………念のために、確認しておくわ」
ヒスイにとって不要でも、それを決めるのは主人である叶人だから。
このネコを、『助ける気は あるのか』、と。
「!」
「!?」
「えぇっ」
「ちょっと待ってよ、ヒスイ!」
「何を言い出してんの!?」
予想外のヒスイの問いかけに、さすがの叶人も クラっとしてしまった。
「カナト!」
よろけたところを、白ウサギが支える。
「あぁ、何てことでしょう! 繊細な僕のカナトには、こんな戦闘なんて耐えられなかったんですね!」
「………違うわ、ノール」
「いいえ、強がらなくてもいいんです! 安心してください、カナト。血生臭いことなんて、すべて僕が―――いえ、僕と《赤い男》でやりますから」
「えー。こういう時だけ、俺のこと仲間扱いするわけ? ウサギさんてば、図々しいね〜」
「………黙りなさい。あなたには、それしか《価値》が無いでしょう」
「うーわ、ムカつくね。やっぱ、ウサギさんなんて 大きらーい。殺したーい」
男二人の 騒々しい会話を聞かないようにしながら、叶人は ヒスイと見つめ合っていた。
「叶人さん?」
「おい、芹澤? まさかとは思うが……」
「アリスちゃん? 変なこと、考えてないよね?」
叶人の《選択》に肝を冷やした仲間たちは、代わる代わる 説得をしようと試みた。
叶人なら、やりかねない。
すべてを、拾おうとしてしまう人だから。
賢者は 一人冷静に、静かに釘を刺す。
「カナト。目先の《利益》に飛びついてはならぬぞ? 今、この瞬間、救えたとしても………この先、我らにとって、あの者にとって、本当に良いことなのかどうか」
未来を信じる、ということの《代償》。
「ヒスイの手を借り、あのネコを助けたとして………その先は、どうする? 空の者でなくなったとはいえ、ヤツが改心するとは 我には思えぬぞ?」
ネコは他人のせいにしか、しないだろう。
感謝なんて、きっと《知らない》から。
「仲間にでも、するつもりか? それならば、我は反対だ。今いる仲間たちと《引き換え》にするほど、あのネコを手にする《理由》など無い」
仲間ならば、他に探すべき。
至極まっとうなニコルの反論に 言い返すだけの《材料》は、叶人には持ち合わせていなかった。
助けられるものなら―――
そんな考えは確かに《傲慢》で、愚かなことだった。
『その先、どうする?』という言葉は、実に耳に痛い。結局、いつも立ち止まらねばならないのは、そこなのだ。
「捨てることを良しとしない、それは 誇るべき そなたの《美点》だ、カナト。しかし、すべてを 思いのままにできないことも、また世の節理」
やらないで後悔するなら、やって後悔するほうがいい。常に、その精神できたけれど。
「…………ヒスイ」
「はい、マスター」
《切って、捨てる》。
それも、生きる上で《重要な》選択。
自分と、仲間を守るために、必要な《決断》。
「世界の意思の、思い通りになるみたいで《癪》だが、致し方あるまい。ここは《留まる》べきだ」
冷静になれ、と。
捨てることに、罪悪感を抱くな、と。
賢者はそう言うけれど。
「―――――無理よ」
「!」
「アリスちゃん!?」
だって、知ってしまったから。
目の前のネコを、ペナルティから助けられる可能性があるということを。
『助けてくれ』と、敵にさえ 無様に縋るのを、実際に目の前で見て。
「……それでも、あえて 捨てることを選ぶのよ?」
自分たちの、安全のために。利益のために。
「アリスちゃん、よく考えて。今は――――」
「心配しないで、兵士長。………《助ける》なんて、言わないわ」
「カナト………」
ただ、素知らぬ顔はできないだけ。
「意思を持って………捨てる。それだけよ」
この痛みも、罪悪感も。
この身に、きちんと受け止めて。
「わかった上で、選ぶ。その《代償》は、甘んじて受けなくちゃ」
人殺し………直接的ではなくても、間接的に、そうなるかもしれない。
叶人が捨てたせいで、ネコは 死ぬかもしれない。
「それは違います!」
「そう思うことが、世界の意思の《策略》なんだ。乗せられてはダメだよ、アリスちゃん」
「今、我らが ネコを捨てることと、その先の ネコの人生は、別物だ。はき違えてはならぬ」
そこまでの責任は、叶人には無い。
それこそ、傲慢だと。
「誰よりも 心優しい、僕のカナト」
白ウサギは、叶人の手を そっと包む。
「世界の意思は、狡猾で残忍なんです。そんなものに、惑わされないで」
赤い宝石のような瞳は、どこまでも澄んで、美しかった。
「ノール………」
「それでも、あなたが《背負う》と言うのなら、僕も一緒です」
殺さない。けれど、捕まえることもしない。
さらに、手を差し伸べない、《選択》の《代償》を。
魔力の流れが、完全に途絶えた。
それに伴い、地面の激しい揺れも 治まっている。
『あぁ…………なんで…………』
少し先で、座り込む一人の少年。かつて、ネコだった者。
与えられた能力が消え去り、今後は《ただの少年》として、彼は この世界で生きていかなければならない。
「…………愚かで、浅はかで、強欲で、どうしようもない――――それは、きっと《アリス》に限られたことではないのだ」
どんなに、高潔な魂の持ち主であっても、正しいまま生きていけるとは 限らないのだ。
「賢くあろうと、愚かであろうと――― 等しく 人間は《間違える生き物》なのだ。だからこそ、間違えぬよう 慎重になり、考え 悩みながら答えを出す」
結果なんて、あとになってみないと わからない。
今、この瞬間の選択が、命取りになることだってあり得る。
それでも、人は 選ばなければならないから。
「だから――――――胸を張れ、カナトよ」
自らが、選んだことに対して。
後悔したり、責任を感じたり、罪悪感を抱くことよりも。
胸を張ること。
それが《捨てたもの》に対して、最大の《礼儀》。
「……………そうね、ニコル。その通りだわ」
いつだって、賢者の言うことは正しい。
まるで、《あの日》―――幼い叶人を助けてくれた、あの《青年》のように。
…………………………!?
今、何を考えた?
「??」
「カナト? どうしましたか?」
「……………」
知っている。
この、黒にも見間違えるほど深い、紫の長髪。
瞳も、造作も、飛び抜けて美しい、その姿。
「――――――え?」
なぜ。いつ。どこで。どうして。
なぜ、この賢者のことを、知っている《記憶》があるのか。
「ニコル………私………」
「マスター!?」
「!」
ニコルだけではない。
この少女――――マッチ売りのヒスイのことだって、会ったのは初めてではない。
これは、いつの記憶?
もしかして、最近 何度も《夢》で見ていたのは、このことだったのか。
「アリスちゃん?」
「カナト!?」
「叶人さん!?」
「顔色、真っ青じゃない!」
「うえーん、ご主人様〜」
何かが、おかしい。
何か、とんでもない《秘密》が、隠されている気がする。
しかも、その《鍵》となるのは、自分の記憶だ。
「…………私………」
迷い、悩む 未熟な叶人を、《師》のように導いてくれるのは、いつだってニコルなのだ。
それは、疑いようがない事実。
「………ううん、何でもないわ」
彼が口をつぐんでいるのなら、今は《その時》ではない、ということだ。
大丈夫。
大事なことは、わかっているから。
「―――――みんな、そろそろ行きましょう」
ネコという、目の前の《脅威》は去った。
彼は、もう 戦えない。少なくとも、今はまだ。
この先、叶人たちの前に 再び現れるのかはわからないが、現れたとしても、その時はその時だ。
「何度でも、返り討ちにしてやるだけよ」
誰よりも、冷酷な一面がある。
譲らない。何を言われても、曲げない。
良くも悪くも、それが 私。
叶人の表情を正確に読みとった兵士長は、その場に似つかない 明るい声を上げる。
「ところで―――そろそろ みんな、お腹が空く頃なんじゃないのかなぁ〜」
「!」
「!」
「………ちょっと兵士長、何なのよ、突然」
「いくらなんでも、唐突すぎませんか」
「さっきまで、散々 怖いこと言ってたくせに」
「少年を放置していくのに、多少は良心というものが………」
「―――――こんな時だから、だよ」
「!」
ダイヤの国に行く途中で、ネコの゙まやかしに引っ掛かってしまったのだ。
いつまでも、こんなところで足止めを食らっている場合ではない。
目的は、全員が同じ。
感謝のドロップを集めて、世界の意思に 打ち勝つこと。
「連合を作るためにも、大きな国に移動して、新たな出会いに《期待》………ってことでしょ?」
この先、ネコ以上の《強敵》に狙われる可能性が高いのだから。
「そういえば………」
乗っていた馬車は、どうなったのか。
せっかくハートの女王から頂いたのだから、もう少し乗っていたい。
「……馬車なら、無事だぞ」
「コージーが、メルと一緒に 取ってきたの。あっちに あるの〜」
「すごいじゃない、コージー」
「役に立つこともあるんだね」
「お前ら! いいか、俺はだなぁ! 世のため人のため、いつも――――」
「面倒くさいから、行こう」
「コージー、置いてく!」
すたすたと、停めてある馬車をめがけて移動を開始する、一行。
――――これで、いい。
みんな、一緒だから。
「途中で、何か食べれる店とか ないかなぁ」
「えぇ? あるかな……」
「どっちかって言うと、《森》じゃない? ココ」
「森の中……」
「そういえば、馬車にいた《御者》ってどうなったの?」
あれは、ハートの女王様が作り出した《魔法人形》で、役目が終わったら消滅する―――と説明を受けたのだが。
「あの女王様が作ったんだから、それこそ 心配無用だよ」
「馬車を取りに行ったが、何の問題もなかったぞ」
「………どういうこと?」
「あ」
「ホントだ」
唯一、ネコのまやかしの影響も受けずに、馬車に 何事もなかったかのように座っている。
無人の森に、まっすぐ前を向いたまま座る御者。不気味過ぎる。軽いホラーだ。
「……そうね。これでこそ、《ねじれた世界》って感じよね」
変わるものもあれば、変わらないものも ある。
この《ねじれた世界》で、何を選び、誰と行動していくか。
「結果も含めて、すべて受け止めてみせる」
『――――――お手並み拝見、といこうか』
「!?」
誰もいないはずなのに、脳内に確かに聞こえた《声》。
「………誰?」
白ウサギさえ、気付いていない。
兵士長やニコルも、何の反応も無いなんて。
そんなことが出来るのは――――
「世界の意思………」
ほんのすぐ近くまで迫ってきていることを、叶人は改めて思い知った。
お待たせいたしました!
いや、もうすでに 待っている方がいなくなってしまった可能性が高いですが。
今年から、改めて活動を再開致しましたが、いやぁ、『アリス』は やはり別格ですね。
書くたびに、作者本人の精神が ゴリゴリ削られていく気がするのは、もはや気のせいではないと思われます。
相変わらず、スローペースの展開ですが、これで ようやくダイヤの国に行くはず……多分。
あ、でもその前に 再登場させなければいけない奴もいるかー。とにもかくにも、連合の誕生が先決ですかね!
毎日 連日のように猛暑や天気の急変が多い中、くれぐれも 皆様、安全第一で、ご自愛ください。
感想などもお待ちしております。




