オマケ:【蓮を一瞬見失ったレオ】
お立ち寄りくださった皆様、ありがとうございます!!
ブックマークをくださった皆様、何度も読み返してくださっている皆様、
本っっっ当―――に、ありがとうございます!!!
今、非っ常ーに、生きてきた中で一番の緊急事態が発生している。
―――御子様を見失ってしまった!!!
元はと言えば、あのメス豚聖女様が、元凄腕冒険者のミュロから譲り受けたと言う、【認識疎外ローブ】と【隠遁のバッチ】を御子様に渡した事が、事の発端だった。
―――愛の神殿から神殿参道へと抜け、まずは北アゴラ(市場)の文化と芸術の教養区域へ向かう。
北アゴラの大通りを抜け、中央エリアに出ると、色鮮やかな露店が立ち並んでいる。
行き交う人々の活気ある声で溢れかえる街の喧騒。
「御子様、そういえば、ミュロに頂いた【認識疎外ローブ】と【隠遁のバッチ】』があるのですが、試してみますか?」
「そうそう!僕が冒険者時代に愛用していた物だから、効果は保障するよ~!」
メス豚聖女様が異空間バックからローブを取り出し、興味を持った御子様が、
『へえ、凄いな。ならこれで直接店の中入ってみるか。この世界のこともいろいろ知りたいし』とおっしゃって、バッチを付けたローブを身に纏った。
――瞬間。
「!」
御子様を見失ってしまった!
御子様の美しいおみ足に、マーキングをさせていただいているので、御子様の居る場所は分かるし、御傍を歩いていることは間違いないのだが……
お美しい御尊顔と御神体を拝見出来ない!!!!!(血の涙)
なんという勿体なき時間!!!(もちろんお側に居られる限りは幸せの時間ではあるのだが)
「まったく普段役に立たない聖女様だとは思っていましたが………」
まさか余計な…御子様見たい御子様の御傍(ゼロ距離)に居たい御子様を感じていたい(以下略)
御子様禁断症状が出てしまいそうになった時――
「!」
御子様がご降臨された!!
「このローブ、便利だけど、この時期は暑いな」
「御子さ――」
「よしよし」
飛びつく私の頭を、御子様が「よしよし」と言いながら押し返す。(塩対応)
この言葉と行動が伴っていない塩対応すらも尊い!!
「ああ、御子様~!やはりそのお美しいお姿とオーラと清廉な氣とお体と――(割愛)」
熱弁する私を「そうかそうか」「分かった分かった」と言いながらスルーする。(塩対応)
この言葉と行動が伴っていない塩対応すらも尊い!!(二回目)
どんな塩対応でも、きちんと私の個性を見て、受け入れて、リアクションを返してくれているという事が嬉しくて―――、
それは裏表の無い行動と言動からくる結果であると分かるから、とても安心できる。
御子様を拝め、お側に居られるだけで、
このくだらない世界も、つまらない時間も、
最高に尊いものへと昇格していく……!
御子様は私の生きる希望、
御子様と一緒に過ごす時間は私の生きる糧。
私は御子様と出会って、初めて「幸せ」の意味を知った。
このご恩を、私の全てを懸けて、返していく。
私はこれからも、決して御子様の御傍から離れることは無いだろう。
今後の勉強のために、ご意見や感想、評価やレビューを頂けると大変助かります!
これからも、蓮達を応援してくださると嬉しいです。




