魔獣討伐 1日目 深夜
後ろを振り向くと仁王立ちでこちらをみるソフィアがいた
ん?
「裸と『思って』?」
たしかにソフィアはそう言った
ずぶ濡れの状態でオーブリーとニアをみてみると
しっかり水着を着ていた……
目と目をあわせる俺とルーク
オーブリーとニアはそれでも胸の部分を隠しながら
「こんなところで裸で入るわけないでしょ!?」
「…さすがに…むり……」
「す、すみませんでした…」
素直に謝り
俺はソフィアに、ルークはヴィクトリアに正座させられ1時間ほと説教を受けた
聞く話によるとルーカスたちのチームは元々王都に戻る予定だったらしいが
まだ1頭も魔獣討伐できてなかったらしく野営する事になりこちらと同様中央寄りの川のある場所を探して同じ場所まで来ていたらしい
説教が終わり解放された頃にはもう夜も更けてきていた
ルーカスたちのチームとは近くに居るとはいえ別々の作戦で動いていて一緒に野営する事にはならなかったので自分達の野営地までルークと2人で歩いて帰った
「惜しかったな…」
「あぁ…もう少しだった…」
「水着を下に着ていたわけでないはずだから」
「それな」
「そのタイミングで見れていれば…」
2人はその行為の反省ではなく作戦の反省をしていた
野営地に着き冷たい視線が一つ、ジャックだ
そして汚物を見るような視線が一つ、オーブリーだ
そして戻ってきたのに視線すら送って頂けない人が1人…もちろんニアだ
「「すみませんでしたぁ!!」」
「……」
「……」
「絶対反省してないでしょ?」
無言の2人に対してジャックが問いかけてくれた
これは冷たそうに見えてこちらが言葉を発して良いというパスをくれたのだ
「いやいや!反省しました(ある意味で)な?ルーク!」
「あぁ!反省した!次はこういう事が無いように!(ある意味で)」
「許すのは今回だけですよ」
とオーブリーがジト目で見てくる
「ご褒美ありがとうございます!」と言いたいのをグッと堪えて
「……はい…」
「…すみませんでした…」
と、2人で反省した風に返事をしておいた
「じゃ明日の作戦会議しましょうか」
オーブリーがそう言い出したが
「…その2人反省してない……」
ドッッキィ!
ニアのいきなりの一言にその場が凍りつく
「二、ニアな、なを言ってるんだめちゃめちゃ反省してるよ」
気を抜いた瞬間の不意打ちで返答がどもってしまう
すると更に意外な返答が
「はぁ……ニアそんな事わかってるわよ、でもここは魔族の森で明日も魔獣を討伐するのよ」
オーブリーは全て見透かした上で明日の話に移行していたのだ
「リーダー〜!」と叫びながらどさくさに紛れてオーブリーの胸に飛び込むも
「そういうのやめてください」
とヒラリとかわされた
その様子をみで誰が笑うというわけではなかったがほんの少しだけ場が和らいだ感じがした
「じゃ、気を取り直してそして気を入れ直して作戦会議を始めましょう」
そう言って話し合いを始め遅くならないうちに睡眠を取るのだった




