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吸血鬼の冒険録  作者: ノア
第一章 聖女の葛藤
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聖騎士

「よっ!姫、まさか内側からじゃなく外側からの連中と戦うとは思わなかったぞ。それにしても何で貴族の人と一緒にいるんだ?」


 いざ戦闘中のグランの所にたどり着くと既に戦闘は終了してり六人の聖騎士達は血溜まりを作り倒れていました。

 一対六で圧勝ですか流石グランですね。


「どうも唯神教の聖騎士が乗り込んでくるみたいだったけど終わったようだね」

「はっ聖騎士こいつらが?ありえねえよ、聖騎士はこんな弱くねえ。それにこの鎧は聖神教の聖騎士の贋作だ細部が違う」

「そうなのですか?それにしても聖騎士のことよく知っていますね」

「姫に合う前にやりあったことがあるんでな」

「何したんでか全く」


 まあグランが戦闘狂なのは知ってますが宗教相手は無謀じゃないですかね。


「確かに軽く見ただけでは気づかんが細部が違う上に材質もただの鋼だ。本物ならミスリルを使っているはずだ」


 いつの間にか倒れている偽聖騎士に近づき鎧を眺めそういうイールス伯爵。


「とりあえず事情が分からんから指揮していた一人だけ生かしておいてあるぞ」

「そうですか、まあ一人だけ生かしてあるだけマシですかね」

「で、何があったんだ?」


 粗方説明終えるとグランは理解したのかうなずきました。


「聖神教と唯神教の争いに巻き込まれたってことか面倒くせーな、いっそ逃げるか」

「ほんと面倒くさいよね、でも気になる情報もあるしそうもいかないんだよ、ここで聖女に恩の売るのもいいですしね」

 

 捕まっている吸血鬼ってのも気になりますし、特に同族だから助けたいと言う気持ちではないですが吸血鬼について聞いてみたいことがありますしね。


「じゃあ唯神教と戦うってことか、こいつらは聖騎士じゃなかったが恐らく時期的に聖女が狙いだろう、なら聖騎士も参戦してくるだろうな、久々に暴れまくれるな」

「じゃあ尋問を開始しましょうか。一人しかいませんから大切にしなさいよグラン」

「俺がやるのか、姫がしたほうが早いし確かだろうに」


 そう文句を言いながらも辛うじて生きている偽聖騎士を掴み顔面を殴り、叩き起こしました。

 てか生きているって瀕死じゃないですか、これじゃ尋問に耐えるとは思わないんですけど。

 仕方ない適度なところでわたしがやりますか。


「おらっ、ようお目覚めかちーと聞きたいことがあるんだが話してくれるよな?話してくれたら楽にしてやるよ」

「ひっ、我らに仇なしてただで済むと思うなよ」

「まっそうだよな、じゃあ一発行くぞ伸びるんじゃねえぞ。オラッ」


 ゴキッっと鳴っては行けない音が鳴りグランの尋問が始まりました。

 でもその楽にしてやるは殺すってことですよね。



「あはははは」

「ありゃ?なんか壊れたなこんぐらいでだらしない」

「何してんですか全くもう」

「仕方ないだろ、尋問なんかしたことがねぇんだから」


 グランに任せること数分出来上がったのはただ虚ろな目で笑い続ける人形でした。


「貴殿ら尋問ができぬならこちらに任せれば良いものを。こちらは尋問に長けたものがおるのに」


 イールス伯爵は呆れ果てたようにため息をついています。

 わたしがしたほうが良かったですねグランに尋問は無謀でしたか。


「こう壊れてしまっては情報を聞き出せんな、仕方ない神殿騎士に引き渡そうここに長居して後続が来ても厄介だ」

「仕方ない、壊れても聞くのかな」 


 麗の魔眼を発動し偽聖騎士は虚ろな目が更に暗くなり最早死人と見分けがつかないレベルになりましたがなんとか魅了することができたようです。


「さあ、教えなさいあなた達はここで何をしようとしていたの?」

「俺らは──」


 グランのせいで声がおかしく聞き取りづらかったですが、ここに来たのはやはり唯神教の拠点として活用することとイールス伯爵の殺害を聖神教のせいにしイルサ王国と聖神教を不仲にすることだそうです。

 なぜ聖騎士ではない者が来たかは聖神教の聖騎士を語れば容易に制圧できるだろうから下っ端の仕事になったそうで。

 甘いですね重要ならそれなりの人を寄越せばいいのに。


 さてこの先の作戦についてはシルキア内で襲撃を起こしそれを陽動に精鋭が神殿に攻め入って聖女を殺す手はずになっているようです。

 下っ端だけあって大まかな概要しか教えられて無いようで日時や場所は分からなかったですがここを占拠出来なかった以上作戦が漏れる前に決行しよう考えるでしょうね。


「こうしちゃおれんな、わたしは直ぐに神殿に向かいこのことを伝える、貴殿らの侵入についてはもう仕方ない、むしろわたしの命を救ってくたれた恩人だからなアークスらには此方が言っておく。貴殿らはどうする?」

「ならわたしが神殿に行くよその方が面白そうだし、グラン街中の敵は任せますねついでにアルスも置いていきますから好きに使って下さい」


 こうなった以上積極的に関わったほうがいいでしょう。関わった事件の真相がわからないのはどうも好きじゃないですからね。


「そうかだがそれなりの者に伝えないと意味ないぞ?」

「大丈夫、大丈夫、聖女に直接会うから」


 侵入すれば簡単に会えますしね。


「そうか……なら神殿に伝えるのは任せよう、わたしはこいつらを処理しておこう。誰か衛兵を呼んできてくれ」

「じゃあ俺は適当に騒ぎの起こったとこに行くわ、アルスは騒ぎ起こるまで隠しておいてくれよ、こっちが騒ぎ起こしちゃわからなくなるからな」


 なのでイールス伯爵に屋敷にアルスを隠しておく了承を得てわたしは神殿へと向かいました。


 余談ですがアルスを出した時イールス伯爵含む屋敷の全員が気絶したのは内緒です。



次の章からは軽くでもプロット作ったほうが良さそうですね。

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