北の森の修道院
勇者とステロイド山田は森に入ると魔物を探し始めた。
なかなか見つからず、奥の方へ進んでいくと、修道院があった。
どうりで魔物がいないわけだ。
二人は窓から中を覗いてみた。驚いたことに、老婆が拷問されていた。助けなければ。
二人は窓ガラスを割って侵入した。
「誰だ!」
「勇者です。」
「山田です。」
「合わせてAKB48です。」
「帰れ」
修道士たちはすぐに戦闘態勢に入った。
前衛は武器を構え、後衛は前衛に聖なる力を付与した。
それに対抗し、勇者と山田は中指を立てた。
戦闘が始まった。
突撃してくる前衛に対し、勇者は地面を思いっきり踏みつけた。
すると地盤が弱かったためか地割れが起き、前衛は落ちて行った。後衛は逃げて行った。
修道会の会長が這い上がってきた。
そして十字架を高く掲げると「聖ペテロよ、我に力を与え給へ」と叫んだ。
彼は激しい光に覆われ、髪が逆立ち、金髪になった。
彼は力を溜めだした。
おならが出た。
爆発した。
死んだ。
二人はかわいそうに思い、彼を墓に埋めてやった。
山田は墓石にマジックで「お前はもう死んでいる」と書いた。
その後、二人は老婆を助けた。
「助けていただき本当にありがとうございます。ところで、あなた方は魔法に興味はありますか?」
「魔法?神が作りたもうた秩序を勝手に弄ぶというあれですか?」
「いやですねえ。神なんて存在しませんよ。長年にわたって魔物が幅を利かせているのがその証拠です。本当に存在するのは力だけですよ。」
そう言うと彼女は怪しい錠剤が入った瓶を手渡した。
「これを飲めば体に魔力を宿すことができます。あなた達ならきっと使いこなせることでしょう。」
二人は魔女と別れると、宿屋のある街を目指して出発した。




