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逆転現象

「先輩、給料はどれくらいもらっているんですか?」


「いいよ、教えてあげる。でも、その代わりに先に見せてよ!」


今年入った新入社員に聞かれた。

おそらく、最初の給料があまりにも低くて未来の給料が気になったのだろう。

自分も最初はそうだった。

これ程しか入らないのかと頭を抱えた。

後輩に、その時の自分を重ねる。

自分は聞ける先輩がいなかった。

だからこそ、俺は現実を伝えたい。

確かに、給料は冗談でも高いとは言えない。でも、それが2年、3年と経過するとそれなりに貰えるようになる。

それに、お金だけじゃない。

得たスキル。

いや、ステップアップできるような技術は手に入ってないか。

得た人間関係。

職場の人間とは仲良くやれている。こうやって、後輩とも仲良く・・・。


「初任給これしか貰えなくて・・・。」


「え、今の子の初任給ってこんなに高いの!?!?」

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