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雪だるま

近所の子どもたちが外で遊んでいる声で目が覚めた。

窓を眺めると真っ白。久々に雪が積もったようだった。


「みんな、おはよー!」

「おはよーございます、エヌさん!」

「おおー、みんなで雪だるま作ったんだー!すごいね!」


小さな空き地に積もった雪で、中ぐらいの雪だるまがひとつだけ作られていた。


「でも、まだまだ小さいなあ。ねえ、みんなもっと大きな雪だるま作りたくない?」

「作りたいけど、もう雪がないもん!」

「あるよ、まだ。たくさん雪があるところ。」

「え、どこ?教えて!」

「分かったよ!おじさんの後ついてきてね!」


私は子どもたち数人を連れて、自分の家の前まで連れてきた。


「ほら、ここ!」

「ほんとだ!こんなにいっぱい!これ全部使っていいんですか?」

「もちろん!全部使って、おじさんを驚かすくらい大きな雪だるま作ってよ!」

「はーーい!!!」


子どもたちは、元気よく雪だるまを作り出した。


ーーーーー


(もうそろそろかなあ・・・。)


私は時折、窓の外を覗いて子どもたちの様子を見ていた。


「やあみんな、どう?できた?」

「うん、できたー!」

「おお!!!すごい!!!こんなに大きな雪だるま作ったんだ!!!」


私が驚くと、子どもたちは満足気に笑った。


「おじさん驚いちゃったから、これ、みんなにあげる。」

「なにこれ?お菓子?こんなにいいのー?」

「どうぞどうぞ!持ち帰って、みんなで分けてね!」

「ありがとう!エヌさん!!!」


子どもたちは、元気よく手を振って去っていった。


(・・・よし、これで自分も。)


私は車に乗車して、子どもたちが雪をかいてくれた道路の上を走っていった。

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