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四話 タダでもらいました

四話 タダでもらいました


 アックスがリュックから取り出したのは桐の箱だった。それをスミス姉妹が二人で持つとタンスを運んでいるように見える。


「それは?」


「内緒」


 エスパーダはそう言うと箱を受け取る。


「姉御、お代」


「タダにしなさいよ」


「そんな滅茶苦茶な。いくらすると思ってんの」


「メンテナンス代は払うよ。要が」


「え? メンテナンス代のほうが高いけど」


 スミス姉妹は驚き、戸惑っている。


 要は意味が分からず、混乱している。


「良いの。今月課金を我慢するから」


 どうやら要に交渉を挑んでいるようだ。


 確かに今のところ目立ったコラボもないし、ゲームに課金する機会はないだろう。それにエスパーダのスナイパーライフルには結構助けられている。


「今回だけだよ」


「うん」


 要がスマホでQRコードを出すと、ライトハンドは小さなスマホをかざしてQRコードが画面に収まるように位置を調整していた。その横でレフトハンドが様子をうかがっている。


 支払いが完了した。


「要さん、姉御がゲームに夢中なの知ってる?」


 レフトハンドが聞いてきた。支払いが終わるのを待っていたようだ。


「うん。そのおかげで知り合ったから」


 要はエスパーダとのなれそめを軽く語る。


 アックスにも話していなかったので、みんな聞いてくれた。


「姉御らしい」


「姉御の物は姉御の物。親しい人の物は姉御の物だから」


「ひどい言いがかりよ、ねえ要」


 要は同意をためらった。するとエスパーダが怒り出した。


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