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小人もメンテナンスを頼むんです  作者: 古山 経常


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二話 アックスが連れてきました

二話 アックスが連れてきました


 休日にエスパーダはソワソワしていた。スマホを片手にテーブルの上を歩き回っている。


 また何かを買ったのかと、そしてまた代金を払わされるのではないかと不安になった要。何があったのかを聞かないわけにはいかなくなった。


「何か来るの?」


「うん、頼んでたもんがね。あるの」


「それはいくらくらい……」


「え? ああ、もらいもんだからタダ……にしてみせるよ。私が」


 エスパーダは拳を握り、気合を入れたことをアピールする。


 要は笑顔になりながらも、肝心なことを言ってくれないエスパーダにモヤモヤした。隠すほどのことなのだろうか。


 エスパーダのスマホが鳴って、メッセージチェックを始めた。


「来た」


 要と一緒に玄関に向かい、ドアを開けた。


「アックス……」


 エスパーダがガッカリしている。アックスは彼女の待ち人ではないらしい。


「何しに来たの?」


 ひどい言い草だ。


「連れて来たんだ」


 アックスは大きなリュックを背負っていた。そこからひょっこりと顔を出したのは、要の親指ほどの大きさの女性だった。しかも二人。同じような顔の二人がリュックの中から手を振っている。


「久しぶり、スミス姉妹」


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