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勇者として召喚された俺(17)嫁と娘を連れて帰宅します!  作者: 雪代ゆき


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第147話 デートの約束

 夜、勉強も魔術の訓練も終わり、ゆったりとした時間が流れる俺たちの自室。

渚沙の寝息と俺たちの吐息が静かに聞こえる。


「今日はどうだった?」

「おかげさまで羽を伸ばすことができました。ありがとうございます」


自室に備えられているソファに腰をかけ、互いに体を預け合う。

魔術で管理された空調で部屋は快適だが、それとはまた違う心地よさの体温を交換し合う。


「……制服デート、してみるか?」

「……! 何でそれを」

「今日二子山さんから連絡があったんだ」


『結婚しているとはいえ恋人らしいことは必要!! まずは手始めに制服デートとかどう??』


可愛らしいスタンプと共に送られてきた文面をセレスに見せる。


「……憧れがないかと言われれば嘘になります。けど、今は家族を優先したのです」

「……そっか」


そうしてまた会話がなくなる。

別に気まずいなんてことは思わない。

こうした空気の共有もまた、悪くない。


「俺はしてみたいけどな」

「何をですか?」

「制服デート」


そういうとセレスはほのかに耳を上気させる。


「……そうですか」

「まあ、渚沙がいるからそんなに長い時間は取れないかもしれないけどさ、今度やろうよ。制服デート」

「しかし……」

「母さんたちも協力してくれるみたいだし、今度やろうよ」

「お義母様たちが?」

「『セレスと制服デートしたいんだけど』ってお願いしたら良いって。「二人は父親母親であると同時に夫婦だから、たまにはデート行かないと!」だってさ」

「今日女子会に行かせてもらったばかりなのに……」


セレスはバツの悪そうな顔をする。

そんなセレスを撫でながら俺は言った。


「今度俺も男子会行かせてもらうからそれでおあいこ。で、どうする? 行く?」

「……行きます」


俺たちはデートの予定を練っていく。

10年前の俺だと考え付かなかっただろうな。

好きな女の子とデートプランを考えるだなんて。

心の底から楽しいという感情が湧き立つ。


そんなひと時を大好きなセレスと過ごす。

今日も平和だ。

読んでいただきありがとうございます!



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