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完璧な放課後
ガラッと生徒会室のドアを開けると、そこには先に集まっていた、生徒会の残りのメンバーたちの姿があった。
「おかえりー! 翔、比呂、ちょっと遅かったじゃん。また2人で何か企んでたの?」
「聞いてよみんな〜。翔が30秒で片付けろって無茶振りしたくせに、最後は自分でブレザー脱いでバキバキに無双しちゃってさ。冷たいんだよ〜」
「比呂、余計なことを言わなくていいです。あなたが無茶を言うからこちらの手間が増えたんですからね」
戻ってきた比呂がさっそくいつものお調子者の顔でソファーに飛び込み、翔は呆れたように口元を少し尖らせながら、生徒会のブレザーをハンガーにかけた。文句を言いつつも、その手には比呂のために「溶ける前に」と急いで守りきったアイスの袋がしっかりと握られている。
完璧な論理と肉体でチェックメイトをかける副会長の翔と、それを華麗にサポートする広報の比呂。そして、彼らを背後から支える、気心の知れた生徒会の仲間たち。
学園の光である彼らは、その影を脅かす者には、一切の容赦をしない。
今日もまた、誰もが憧れる完璧で、少しだけ物騒な放課後が、賑やかに始まっていくのだった。




