第三十四話 ▱龍帝門②
—スキル—根性が発動、再使用時間2:59:59—
リルラの身体は即座に反応しアルテマを発動後、手を握り殴っていた
えっ、何あの人倒しに来てるの?
えっ、これヤバイ感じ?取り敢えず外に出ようではないかぁ……?
外に出た瞬間、広がっていたのは一面の銀であった
「かかれぇええ!!」
これ、アルテマ発動させないとヤバイ説
ドッキリ……ないかー
「…アルテマ」
呪いまくらないと死んでしまう
兵士達へ一斉に呪いを発動させる
ソロでいる時、二体以上の生物に対し攻撃を仕掛けた時に一体増えるにつき、1.05倍づつ呪い攻撃力が増大する
クックック、極・アルテマの中にあるこれを発見!!
これめっちゃツエーッテネ!
—スキル—【始まりの呪力狂乱者】を獲得しました—
さぁさてさて、どれくらいに……ってwhy?
待って待ててっって、あれ、バグった?うん?おかしくないこれはさ、ね?
だってさ
現在呪術的攻撃能力:3,010,401(詳細)
これってさ、三百万って読むよね?
殺戮だヒャッハー!!
無双モードに入ってしまった私、残念ながら誰一人として1秒ももたない
いや、嘘だった
何か後ろの如何にも重鎮って感じの男性が耐え続けてる
兵士達はえーっと大体百億ダメージ出てるんだけどね
え、百億ってやばくない、バグ、やっぱりバグなのか?
—スキル—【殺戮者】を獲得しました—
あの後ろにいるおじさんはえっーと、587…はいわかったぞ587ダメージも受けてそしてその後全回復してる
あのおじさん強すぎない?
てか何でこんなに削れないのやおじさんよ
ステータスがえげつないのか?やっぱりヤバイのか?
あといい加減瞬きするの疲れてきた
因みに瞬きしないとスキルを発動できない
—スキル—【呪いの極地】を獲得しました—
—スキル—【反逆者】を獲得しました—
—カルマ値が百万に到達しました—
「お助け致します、使徒様」
え、何か聞こえた様な…?
目を瞑り、もう一度瞼を上げるとそこは部屋だった
もう一度言おう部屋だった
???いやちょっとここ何処?
………私の部屋はこんな豪華じゃない
「ここ何処?」
「使徒様、スキルを解除して頂けないでしょうか」
えっ、私かな?はいよー解除しますぜ兄貴
んーてか貴方は誰なんだい?なんだい?
仮面の色、マントの色が元に戻る
少し歩くと床が軋んだ
「すみません、使徒様この様な部屋で」
「???」
全く状況が理解できない、ん?これどういう事
床が軋むくらい普通やん
「もうしわけございません。これから説明いたします」
「??…いや、オッケーオッケー大丈夫だよ。自分はね龍帝門に行きたいんだ」
使徒って呼ばれてるから、ちょっと使徒っぽい口調でやってみよう
◇
『龍帝門』それは七第楽園が一つ暗黒界に繋がる門である
それは御伽噺になるほどまでに有名な門だ
暗黒界には一つだけ宗教がある。そう、エルト教だ
エルト教は使徒の言葉を神託とし、従う
そして使徒が死に、三年間我らは神託を待っていた
そして、エルト教幹部、六番目『予言』のリフェルリックは狐面の白髪の女が次の使徒様である
そう、予言してから数日、遂に使徒様と思わしき方を発見した
そして、その力は圧倒的であった
騎士団がまるで虫けらのように、塵芥同然であった
誰一人として近づけなかった
だが、使徒様と言えどあのレドールには敵わないだろう
そう思い、使徒様を自分部屋に連れてきた
そして自分の前に立つお方こそが使徒様である
使徒様は大丈夫と言った、多分三年前の事件そして、暗黒界に追いやられた理由ももう知っているのだろう
あそこまで強さに行くのも、苦難道であっただろう
王国最強のレドール総司令に全く臆さない姿勢、流石使徒様である
エルト教が《国教》からここまで廃れ、追いやられ、悲惨な生活を送るしか無くなってしまった経緯
エルト教が国教であった事を誰も彼もが忘れているその原因もこの方は究明しようと思っているに違いないのであろう
そして信者の総ての代表者と思い発言する
「使徒様、私達は王国をあのジークフリートから———奪還したい」
おやすみなさーい、現在夜の0時でごぜーます




