第二十九話 最終決戦①
バッコーーンッ!ドッガーンッ!
ここは戦争しか起きてないのか?
音が轟く度に地面が揺れた
「白術呪術」
てか、安置って何よ
よくわかってないんだけど
……
成る程、安置外に出るとダメージを喰らうと……で倒れちゃうかもよ?と
じゃー安置内にいればいいわけね
成る程、争っちゃうは自然に、あったまいい〜
適当にそこら辺の人達に呪いをかける
あ、少しずつ倒れ始めた
げっ、ルシファーさんがいる、呪いをかけた人の通達にルシファーさんが出てる
!!!???
ルシファー《R権限14》-称号-練金神-event point=6,789,901.順位_3位 3987kill_順位2位
HP 1417/1417 Level 39
3987kill…?
あれ、また増えた、またまた増えた、うん?一秒に一人倒してるよね?
あ、あ、あぁあ!
ちょっと待って無駄な事してた私?
ビンタしまくってたのはなに?
へ、あの獲得したスキルはなに?
崖から落ちて死を覚悟したあの瞬間は何?
絶対楽だったじゃん!それに気づけていれば!
【極・アルテマ】のアルテマが宿るのが使えないだけじゃん
あの苦労は一体……!?
次回に続く——
とかない?
目を瞑り手を握った
呪いが出る
濃い桃色と白が人魂みたくなって、ルシ君の周囲を周って、体の中に入っていった
呪え、呪え、そのまま倒れてしまえ!
……
側から見たらヤベーやつやな
—残プレイヤーが100人をきりました—
屈んでたら足が痺れてきた、ちょっと立とうか
—残プレイヤーが50人をきりました—
あ、草に隠れてたけどでちゃった
いやー見つからないでしょー
「うわぁぁああ!」
「うおぉぉぉおおおお!」
無茶苦茶声が聞こえるなぁー
戦え戦え!そしてやられてしまえ!アワヨクバ、ルシ君タオレロ
ていうか、バッサッバッサ倒れてくなぁ
うん?
ダメージ?
うわ!安置が!直ぐに出ないと
—残プレイヤーが10人をきりました—
あ、足速い!無茶苦茶速い!これがリレーアンカーの気持ちか
麦茶操作、石化、壁を作って、屋根を作って安全地帯を制作していく
そして、止まって周りを強固にしていった
走りつつ、ちょっとふざけつつ
ふと、振り返った
あらら、壊れてる
全部壊れている
—残プレイヤー数が5人になりました—
安全地帯が木っ端微塵になり、自分に剣を向けていた人が散りになって倒れる
野原を覆い尽くすほどの剣が突き刺さってい
え、どした、なんで倒れた?
???
理解できん、上から人が落ちてきた
んんんん?ますます分からん
上かな?
あ、あー、頭おかしくなる
上にルシ君がいる
いや、さっきも飛んでたからいいんだよ、いいんだけどね?
あれは剣かな?槍かな?数百?数千?数万?くらいある
そして追加情報、迫ってきております
これは死ぬなぁ〜、うん本当に死にそう
起きろ奇跡!
せめて、と思い。水を石化して、筒みたくした
麦茶を無茶苦茶出して、満たしていく
8メートルくらいまで満たしたところに剣が威力を無くしていく
溺れないように周囲を空気で覆い呼吸を可能にする
あったまいい!
天才かな?
底に、剣が全てつく
って思ってたら水が蒸発しだした
暑い、ちょっと外に出よう、石化解除
おお、熱湯が野原を包む〜
気温が高くなる〜
あ、うおっちょ!転ぶ!
うん?短剣?
頭の30cm上くらいに深紅に光る短剣があった
ついでに言うとルシ君が持っている短剣だった
転んで良かった〜
いや違う、これヤバイねー
短剣が振り下ろされんとする
「know the loss!」
短剣は仮面すらも斬れず、弾かれた
その隙にルシ君に触れてから急いで離れる
—スキル—【極・アルテマ】のクールタイムが終了しました—
…他に3人か2人いるよね?
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