第二十六話 勝利への道
死ぬよ?
うん、死ぬよ?
なぜ自分が死んでいないかが不思議なくらいだよ
わーはっはっは!
『っ………残り三分しか持たない……』
うん、何が?
あ、アルテマの顕現時間が?
いやキレたら死ぬんだけど
よし、これしかない
グライア倒して、みんなに少し説明、逃げる。
うん、これしかない
「ウォータランスを三人で撃ち続ける、リルラさんは周りの水を石化して邪魔してくれ!」
「ラジャー!」
石化じゃわれー
「あ、アルテマ、残り何分か一分おきに教えて」
『…わかった……』
グライア君の周りに水の槍が出現し、間髪なしで向かっていく
それに対して、木を生やして、炎をまとい蒸発させてそれを防御していた
しかも、炎を石化させようとすると一回一回炎を入れ替えているのか、石化できない
自分も、銃弾を撃つが当たらない
何故か、グライアの動きが止まった
咆哮が轟き、地面ぐらついた
うん、何が起こった!
サッパリ分からん
まさか、地震?このゲーム地震あるの?
あらびっくり、そんなわけなかった
キメラが塵となり、消えた
「ぶっ飛ば〜す」
膝蹴りだ、ルシ君に頭を蹴られし地に手をつくグライア
おら〜石化しろコノヤロー!
ルシファーの加勢により、グライアの残HPが30を切った時だった
右横が激しく光り輝き、目を瞑った
◇
上級魔法『誘いの光線』
相手の耐性を一時的に消し、超高速の光線を放つ魔法だ
ルシファー相手には通じないだろうが、後ろの魔法三人組だったら反応すらできまい
オーディンはその結果を信じて疑わない
ましてや、リルラというプレイヤーなどひとたまりもない
——はずだった
それは謎の光の壁に護られ、そして跳ね返り自分の頭スレスレを通り過ぎた
短剣を構え、最後の悪足掻きの準備をする
「MPが……切れそうだ」
ルシファーの言葉に冷や汗がつたった
バレていた、グライアの味方だという事に
頭を回転させ、打開策を考えた
何も思い浮かばない、自分のMPは6だ、なんの魔法も撃てない
グライアの目が見開き、一撃をくらう
全員生き残っていた
ルシファーがグライアを全員がかりで倒そうと言った時は
何の違和感もなく、魔法を放てると思ったがグライアと共闘していれば勝てたかもしれない
グライアの唯一の可能性であった代償バフの表示がアイコンから消える
終わった……
負けた、これは勝てない
グライアが唯一優っていたものが消え、ルシファーのスキル錬金神の力も増していっている
呪いのよってHPが削れていく
魔法をいくらガードしたとて意味ないだろう
ああ、くっそ
また負ける、また敗れる、また倒れる
——キャラクターが死亡しました——
ああ、勝てなかった
せめて、最後まで試合を見ようかな
もう少し強くなろう
◇
オーディンが倒れ、グライア君が焦り始めた
だが、謎の空間のせいでグライア君は逃げられない
必死の抵抗か、光線が放たれるがルシファーは糸も簡単に切り裂く
ほえー、この光線の巻き添えくらって死なないかな?
そして、ルシ君の手によってトドメが刺されようとする
だが刃が届く0.数秒前、グライア君が唱えた
「ランダムテレポート」
視界が一瞬暗くなり、また明るくなった
気づくとそこは山の頂上
下には、一面の緑が広がっている
「……いや、何処?」
少し奥に、クレーターが広がる
——安置の収縮を開始します——
スキル—【極・アルテマ】が切れました、クールタイム19:59ー
???
投稿二ヶ月遅れてすみませんでしぃたぁぁぁあああああ!!!!
これからはがんばりますんで、すみません、マジごめんなさい
餅片手に頑張るんで、すみません!すみません!
これからは、流石にこんな間隔開けないんで!!!
謝ってばっかりですが、最後に、お読みいただきありがとうございました!!




