98.ギルドとして
「モモも、美味しいか?」
「美味しい」
「良かった。マリー、あとで売ってる店を教えてくれるか?」
「いいけど、う~ん、私だと仕事のあとになるからユリの方がいいかしら?」
「いいよ。私が教えてあげる」
「ありがとう」
「「ありがとう」」
平穏な俺は疑問に尋ね、食すモモは笑顔で返事を戻した。引き続きな俺は再び疑問に尋ね、思案な様子のマリーはユリに尋ねた。陽気なユリは胸を張って返事を戻し、満足な俺と食すモモとノンは笑みを見せて返事を戻した。
「それじゃあ、講習の続きを始めるわよ。約束や基礎やスキルなんかの話をして、質問を受け付けるところからだったけど」
「美味しかったね」
「甘みが忘れられないわ」
「あとでお兄ちゃんに一杯買ってもらおう」
「もっと種類があるといいわね」
「…」
意欲な様子のマリーは、笑みを見せて話していた。幸福な様子のモモとノンは交互に明るく話し、察する様子のマリーは優しい困り顔で言葉を詰まらせた。
(この世界は、俺の知ってるゲームや小説に似てるならこれはあるだろうが…)
「収納魔法はあるか?」
「収納魔法?」
「そんなのあるの?」
真剣な俺は思考したあと、疑問に尋ねた。困惑な様子のモモとノンは、疑問に尋ね返した。
「勿論あるわよ。ストレージって言うんだけどね」
「便利な魔法だから、大人なら最低限は使えるんだよ」
「最低限?」
再びの意欲な様子のマリーは、明るく返事を戻した。平穏な様子のユリは付け足すように話し、困惑な俺は疑問に尋ねた。
「ちょっと、ユリ」
「いいじゃない。ルーティ達なら大丈夫だよ」
「もう…」
「どうしたんだ?」
困惑な様子のマリーは不服に話し、陽気な様子のユリは明るく話した。不服な様子のマリーは肩を落として話し、益々困惑な俺は再び疑問に尋ねた。
「いいわ。ユリの話は、未来の話に繋がるんだけど、今回は特別に話してあげる。
スキルは、レベルが20から上がり難くなるの。それと、得意不得意もあるの。この2つを踏まえたレベルを最低限って言うの。
ギルドとしては、こういった内容に全ての冒険者が自分で気付けるようになって、より良い未来をも自分で想像できるようになってほしいって考えてるの。
こんな内容だから、今のルーティ達に話すのは早いと思ったんだけど、分かってもらえたかしら?」
納得な様子のマリーは、明るく疑問に尋ねた。
「凄いな」
「びっくりしたよ」
「真剣なのね」
「真剣よ」
感心な俺と同様な様子のモモとノンは目を見張るように返事を戻し、お姉さんな様子のマリーは笑みを見せて話した。
「苦労してるみたいだけどね。ほら白髪」
「コラ! ユリ!」
「あははっ。冗談よ。冗談」
「も~う」
陽気な様子のユリは一本の髪の毛を摘まんで話し、憤怒な様子のマリーは強く話した。妹な様子のユリは降参のように話し、お姉さんな様子のマリーはユリに詰め寄って話した。
「ルーティ。丁度良いから、試しに収納魔法をやってみない?」
(逃げに利用したな。だが)
「やる!」
顔を俺に向けるユリは疑問に尋ね、愉快な俺は思考したあと、起立して笑顔で強く返事を戻した。
「ほら、マリーお姉ちゃん」
「次やったら、たたじゃ置かないわよ」
妹な様子のユリは催促するように話し、お姉さんな様子のマリーは起立して忌々しそうに話した。
「それじゃあ、最初は魔力の流れを確認するから、両腕を私に軽く伸ばしてくれるかしら?」
「魔力の流れ?」
「ふう~。魔法は、自分の中の魔力をコントロールして使うの。最初だから、その確認よ」
「良く分からないが、頼む」
我慢な様子のマリーはやや引きつる笑みで疑問に尋ね、困惑な俺は両腕を軽く伸ばして疑問に尋ね返した。両手をそれぞれ握るマリーは呼吸を整えて返事を戻し、歓喜な俺は笑顔で返事を戻した。
「あら? 不思議な魔力ね。ちょっと肩の力を抜いてみて」
「こうか?」
「そうそう。そのままリラックスしてて」
「おおっ?! もぞもぞと、何かが動いてる感覚がする!」
両手を見つめるマリーは首を傾けて話し、陽気な俺は肩の力を抜いて疑問に尋ねた。納得な様子のマリーは笑みを浮かべて返事を戻し、期待な俺は両腕を交互に見つめて強く話した。
☆やブックマークなどをしていただけると非常に助かります!
アルファポリスでも投稿しています。




