表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキルマスター 楽しいは最強!!!  作者: とわ
第一章 ムーン・ブル編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/101

97.ベタベタとサラサラ


「お兄ちゃん、一つ教えて」


「なんだ?」


「最初に、タロット占いは感情がフラットな状態よりも気持ち楽しい状態でやる方がいいって言ってたけど、どうして?」


「フラットの方がいい気がするわね」


 陽気な様子のモモは明るく話し、平穏な俺は疑問に尋ねた。興味な様子のモモは疑問に尋ね、思案な様子ノンは付け足すように話した。


「それは、ちょっと言葉足らずだったな。実際はフラットの方がいいんだ。だけど、人に限った話じゃないが、生きるっていうことは苦労するってことなんだ。いつも苦労してるから自然と気持ちが暗くなる。感情を意識して気持ち楽しい状態にしておくと、丁度バランスが取れてフラットな状態になるんだ。あとは悪いものを引き寄せないようにって意味もある」


「バランスを見てるんだ」


「色々気にしてるのね」


「ここまでくるのに、凄く苦労したからな~」


 慎重な俺は、身振り手振りを交えて返事を戻した。納得な様子のモモとノンは明るく話し、感慨な俺は腕組して自分を労うように話した。


「他に質問はあるか? 無ければこれで終わりだ」


「兄ちゃん、ありがとう」


「いいもの見せてもらった」


「また見せてね」


「高次元の人との会話、楽しみにしてるわ」


「皆ありがとう。応援、感謝するよ」


 平穏な俺は、皆を見回して話した。陽気な様子の周囲の人々から声援が届き、引き続きな俺は両手を上げて話した。満足な様子の周囲の人々は、この場を離れる。


「マリーもありがとう。待たせたな。講習を再開してくれ」


「こちらこそありがとう。でもその前に、喉が渇かない? お茶を用意するわ」


「悪いな」


「いいのよ。お礼よ」


 満足な俺は明るく話し、同様な様子のマリーは席を立って話した。感謝な俺は笑みを見せて話し、同様な様子のマリーも同様にした。


「私、手伝うよ」


「ありがとう」


「私も手伝う」


「私も」


「モモちゃん達はここで待ってて。ルーティが一人になって寂しがるでしょう?」


「俺は子供か?」


「うふっ。それじゃあ、ちょっと待っててね」


 陽気な様子のユリとマリーとモモとノンは、明るく話した。お姉さんな様子のマリーは疑問に尋ね、不服な俺はややしかめ面で疑問に尋ね返した。引き続きな様子のマリーは、笑みを見せて返事を戻した。陽気な様子のマリーとユリはカウンターへと向かい、平穏な俺はタロットカードを仕舞う。陽気な様子のモモとノンと雑談をしばし交わす。


「お待たせ」


「クッキーも持ってきたわ」


「クッキー?!」


 飲み物の盆を持つユリと書類とクッキーを持つマリーは笑みを見せて話し、興奮な様子のノンは勢い良く立ち上がると同時に疑問に強く尋ねた。


「召し上がれ」


「わあ、美味しそう」


「いただきます! あ~ん。う~ん! 美味しい!」


(そう言えば、猫の時からクッキー好きだったな)


 書類をテーブル上に置くマリーはクッキーを載せた皿もテーブルに置いて話し、歓喜な様子のモモは瞳を輝かせて話した。感激な様子のノンはクッキーを猫パンチのように手にしたあとに食して強く話し、平穏な俺は笑みを浮かべて思考した。


「はい、お茶をどうぞ」


「ありがとう」


「ええっ?! 何これ、おかしい!」


「お菓子なだけにおかしいってか? ベタベタだな」


 平穏な様子のユリは俺の前にお茶を置いて話し、感謝な俺は笑みを見せて話した。目を猫のように丸く開くノンは口元を手で隠して強く話し、陽気な俺は笑みを零して話した。


「違うの! 歯がおかしいの!」


「歯がおかしいって、ああ、歯にくっ付いたのか? クッキーは俺も結構好きだけど、そういうものだからな」


「このクッキーは、歯にくっ付かないんだよ」


「そう。歯にくっ付くんだよ」


 猫の目のノンは手を小刻みに震わせて強く話し、愉快な俺はお茶を手にして話した。俺の隣に立つユリから話が届き、愉快な俺はお茶を飲みながら話した。


「サラサラでくっ付かないんだよ」


「ベタベタでくっ付くんだよ」


「ホントだ! サラサラでベタベタじゃないからくっ付かない!」


「お菓子とおかしいとか、サラサラとベタベタとか、ベタベタなダジャレを狙ってるのか? はっはっは」


 隣のユリから再び話が届き、満足な俺はお茶をテーブルに置いて話した。感激な様子のノンは満面の笑みで強く話し、愉快な俺は笑顔で話した。


「はい、どうぞ」


「あっ、あ~ん」


【パク ゴソゴソ】


「凄く美味いな。だがほら、ベタベタでくっ付…、くっ付……、ベタベタ………。あれ、サラサラ? 何だこれ?! サラサラでくっ付かないぞ!」


 隣のユリはクッキーを俺の口元運んで話し、引き続きな俺は開いた口のまま話した。食す美味しいクッキーから通常の音が届き、驚愕な俺は思わず勢い良く立ち上がると同時に強く話していた。


「このクッキーはこの街だと常識だけど、ルーティ達の住んでる場所にはなかったのかしら?」


「これが常識…。フッ。こんなクッキーが、世界に存在していたのか!」


 愉快な様子のマリーは疑問に尋ね、歓喜な俺は不敵のガッツポーズで常識は覆ると強く話した。




☆やブックマークなどをしていただけると非常に助かります!

アルファポリスでも投稿しています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ