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スキルマスター 楽しいは最強!!!  作者: とわ
第一章 ムーン・ブル編

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95.タロットカードの読み方 その2

タロット占いの話が途切れないように4話まとめて投稿です。

タロットカードは実際に引いています。お楽しみに!


「凄い!」


「現状、当たってるね!」


「今回は、読み易かったからな。次にいくぞ。マリーとユリもいいか?」


 歓喜な様子モモとノンは大はしゃぎで強く話し、余裕な俺は笑顔で疑問に尋ねた。


「ええ、いいわよ」


「大丈夫だよ」


「それじゃあ、次の未来を教えてくれる3枚目のカードを開くぞ」


 平穏な様子のマリーとユリは笑みを見せて返事を戻し、陽気な俺は手をカードに伸ばして話した。カードを開く。カードは、ワンドの8の逆位置。


「これは…、今度は皆を弄ぶつもりか?」


 複雑な俺は、思わず苦笑して高次元の人に疑問に尋ねていた。


「これって逆位置だよね?」


「そうね」


「どうやって読むの?」


「人によって変わるから、何とも言えないかな」


 困惑な様子モモは疑問に尋ね、慎重な様子のマリーは返事を戻した。困惑な様子ノンも疑問に尋ね、思案な様子のユリは手を顎に当てて返事を戻した。

 

「逆位置について説明してなかったな。逆位置の場合は、直感を最優先に採用するのは変わらないが、それ以外は正位置の感情に過ぎるを付けて読むようにしてる。読んでみるぞ。


 ワンドの感情はやる気だ。8だからやる気が80%。やる気満々で勢いがあるって感じだ。


 逆位置だから正位置の意味に過ぎるを付けて、勢いがあり過ぎると読む。未来の位置に出てるから、俺達の未来は勢いがあり過ぎる状態になるってことだ」


 陽気な俺は、身振り手振りを交えて話した。


「勢いがあり過ぎるなんて、注意しないといけないわね」


「ルーティは直ぐうっかりするから、特に心配よね」


「「クスクス」」


「はい、ストップ。フッ。その読み方は、俺と違うぞ」


 お姉さんな様子のマリーとユリは仲良しに話したあと、笑みを零した。冷静な俺は、不敵な笑みで話した。


「そうなの?」


「どうして?」


 困惑な様子のマリーとユリは、目を丸く開いて疑問に尋ねた。


「そもそも、ワンドの8に注意するとか心配するっていう意味はないし、その読み方だと不安を抱いて生きていくことになるからだ。高次元の人は、人に不安を抱いたままで生きていってほしくないって考えているんだ。


 もう少し言うと、高次元の人は、人から恐れや不安を取り除きたいと思ってメッセージを送ってきてくれているんだ。だから、不安を抱いたままで生きていくような読み方は、俺の読み方と根本的に違うんだ。


 タロット占いは、不安を抱かないで生きていく方法を教えてくれているって考えてるからな」


 冷静は、身振り手振りを交えて話した。周囲に静寂が訪れる。


「ちょっと、きつい言い方だったかな?」


「ううん、勉強になったわ」


「私も、うっかりしてたみたい」


「まあ、読み方は人それぞれだからな。ただ、地の時代から風の時代に変わったから、地の時代に足を引っ張られているような読み方は、正直、直していった方がいいとは思うよ」


 慎重な俺は、窺うように疑問に尋ねた。納得な様子のマリーとユリは明るく返事を戻し、心配な俺は優しく話した。互いに笑みを交わす。


「ワンドの8のリーディングに戻るぞ。今は風の時代だから勢いがあり過ぎてもいいと読む。実際、俺達はこれから冒険者としてスタートするんだ。スタートの地点で注意や心配をしてたらこの先が思いやられる。


 だけど、このカードは未来の位置に出ている。未来は確定じゃないことを踏まえると、勢いのあり過ぎる状態を目指した方がいいと読める。


 それともう一つ。未来の次の未来の話だ。ワンドの8のカードはやる気が80%の状態だ。このあとワンドの9、10と続いてやる気が90%、100%になるが、そこまで行く必要は多分ない。ワンドの9、10の状態を飛び越して次のステージのカップのカードの状態を目指した方がいい。ちなみに、カップの感情は愛情だ。


 そんな風に、カードの続いていく順番に注目して次の未来の状態を読むこともできる。とりあえず、表向きの意味はこのぐらいかな」


 陽気な俺は、身振り手振りを交えて話した。


「表向き?」


「裏があるの?」


「あるぞ。高次元の人は、楽しいことが大好きだからな。楽しいネタをカードに仕込んでいる場合が結構ある」


「何があるの?」


「どんなのがあるの?」


 意表な様子のモモとノンは疑問に尋ね、平穏な俺は意味深な笑みで明るく話した。興奮な様子のモモとノンは、笑顔で疑問に尋ねた。


「今回は、カップの6とワンドの8のコンボだ。ワンドの8が逆位置だったから何かあるとは思ってたけどな。


 ワンドの8のカードは、正位置なら沢山のワンドが左から右へと飛んで行く感じだ。だが、逆位置で出た。逆位置だと沢山のワンドが右から左へと飛んで行く感じだ。この3枚のカードの状態だと、沢山のワンドは、どこに向けて飛んで行く感じだ?」


「真ん中のカード?」


「ペンタクルの6だったかしら?」


「そうだ。沢山のワンドは、ペンタクルの6のカードに向けて飛んでいる。ワンドのカードはやる気を意味するが、やる気は興味と言い換えてもいい。逆位置だから興味があり過ぎる。つまり興味深いだ。ペンタクルの6は、現状の俺達だ。俺達の周りを見てみな」


 陽気な俺は疑問に尋ね、困惑な様子のモモとノンは疑問に尋ね返した。引き続きな俺は、笑みを見せて返事を戻した。引き続きな様子のモモとノンは、周囲を確認する。


「うわっ! びっくりした!」


「ええっ! いつの間に!」


 驚愕な様子のモモとノンは、目を大きく見開いて強く話した。


「現状、沢山の人が俺達を興味深く見ている。2枚のカードで別の角度から見た未来を教えてくれていたんだ。


 こんな感じで、楽しいネタをカードに仕込んでる場合が結構あって、こういうのを知ってると高次元の人との会話がもっと楽しくなるぞ」


 満足な俺は、笑顔で明るく話した。




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