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スキルマスター 楽しいは最強!!!  作者: とわ
第一章 ムーン・ブル編

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94/100

94.タロットカードの読み方 その1

タロット占いの話が途切れないように4話まとめて投稿です。

タロットカードは実際に引いています。お楽しみに!


「お兄ちゃん。さっきからどうしたの?」


「えっ? ああ。えっとな、カードはシャッフルしたあとに7枚目を引くんだ」


「どうやって?」


「それを見せようと思ってな。だが、今日のカードは凄く元気で、早く皆に会いたいって飛び出て来るんだ」


 困惑な様子のモモは疑問に尋ね、平穏な俺は笑みを見せて返事を戻した。困惑な様子のノンも疑問に尋ね、慈愛な俺は優しく話した。


「そうなんだ」


「弄ばれてるのかと思ったわ」


「弄ばれてるなんて…。俺が皆にそんなことする訳ないだろう? 説明するって約束もしたし、次はしっかりやるから見ててくれ」


「分かった」


「しっかり見てるわ」


「おう。じゃあシャッフルするぞ」


 不満な様子のモモとノンは互いに顔を見合わせて話し、哀愁な俺は励ますように話した。顔を戻すモモとノンは明るく話し、意欲な俺は笑みを見せて話した。シャッフルを開始する。


【シャカシャカシャカ】


「順調だな。タロットカードを引く時は、こうやって、シャッフルしながらピン」


【ヒュイッ】


「弄ばれてる」


「弄ばれてるよ」


「弄ばれてるわね」


「弄ばれてるみたいよルーティ」


「俺が弄ばれてるのか!」


 カードから心地良い音が届き、陽気な俺は笑顔で話していた。カードからわんぱくな音が届き、納得な様子のモモとノンとマリーとユリは1枚の飛び出たカードに注目して話した。憤怒な俺は、思わず強く話していた。飛び出たカードは、上下のはっきりした裏向き。


「なんか違和感があると思ったら、そういう事だったのか。だが、そうと分かれば次は絶対に飛び出ないようにゆっくりシャッフルするからな!」


「お兄ちゃん」


「なんだ?」


「もう3枚引いてるわよ」


 憤慨な俺はカードに強く話し、愉快な様子モモはニコニコして話した。引き続きな俺は思わず乱暴に話し、愉快な様子のノンもニコニコして返事を戻した。困惑な俺はカードを確認する。そして、


「あっ、本当だ」


 うっかりした。


「「「クスクス クスクス」」」


「チッ。まあ、引いたからには仕方がない。7枚目の引き方は、あとで説明するよ」


 周囲から小さな笑い声が届き、複雑な俺は舌打ちして苦虫を噛むかのように話した。感情を陽気に整えて3枚のカードを見易い位置に移動する。審判のカードはそのままの向き、裏向きの2枚のカードは上下を整える。


「じゃあ次は、カードの開き方と読み方だ」


「読み方!」


「楽しみ!」


「いよいよね」


「お手並み拝見ね」


 陽気な俺は笑みを見せて話し、歓喜な様子のモモとノンは瞳を輝かせて強く話した。興味な様子のマリーとユリは、明るく話した。


「開き方は、上下が逆にならないように注意して1枚ずつ開く。読み方は、開いた瞬間の直感に従う。ちなみに、カードを読む事をリーディングと言う。現状を教えてくれる2枚目のカードを開くぞ」


 引き続きな俺は、手をカードに伸ばして話した。カードを開く。カードは、ペンタクルの6の正位置。


「これは簡単だな。絵でも分かる」


「う~ん。う~~ん…」


「どう読むの?」


 余裕な俺は、再び笑みを見せて話した。思案な様子のモモは腕を組んで唸り声を漏らし、困惑な様子のノンはしかめ面で疑問に尋ねた。


「最初だから、先に俺流のカードリーディングについて少し説明するぞ。俺流のカードリーディングは、基本的に直感を最優先に採用する。それ以外は感情を読み取る。それと、3枚引きを基本の形にしていて、時間軸も同じように見る。


 まずは、このカードの直感からいくぞ。このカードを開いた瞬間の直感は、何かを配っているだ。絵を見てそう感じたんだろうな。絵も、真ん中の人が何かを誰かに配ってるように見える。でも、これだけだと具体的なことは分からない。だから、今度はこのカードの意味を探る。


 このカードは、ペンタクルの6だ。タロットカードでのペンタクルの意味は、感情で言うと満足だ。6は、パーセンテージで読むようにしてる。このカードの意味は、満足で6だ。だから、満足度が60%の状態と読む。やや満足した状態だ。


 ここまでで纏めると、やや満足した状態で何かを誰かに配ってるってことだ。でも、まだ良く分からない。だから、他の要素も探る。


 このカードは、俺達の現状を教えてくれるカードだ。現状の俺達は、カードリーディングをしている。俺がモモ達にカードについて説明してるだろう?


 この要素も踏まえて纏めると、現状の俺達は、やや満足な俺が説明を皆に配っていて、皆は俺の説明をやや満足に聞いている、となる。カードの絵もそういうふうに見えるだろう? これで、このカードのリーディングは一応終りだ」


 陽気な俺は、身振り手振りを交えて返事を戻した。




☆やブックマークなどをしていただけると非常に助かります!

アルファポリスでも投稿しています。

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