75.なんでも聞いて
「もしかして、さっきの猫の話か? あれは心配ないよ」
「だって…」
心配な俺は、優しく話した。物憂げな様子の美人な女性は、俯いたままで再び歯切れ悪く話した。
「あの話は、猫が生のイカを毎日食べていた場合の話さ。詳しくは知らないけど、海辺に住む猫がそうなったらしいよ。ちょっと食べるぐらいなら生でもいいし、昔俺の家で飼っていた猫はイカを食べて腰を抜かしたりはしなかったぞ。火も通してあるから大丈夫だよ」
「お兄ちゃんがそう言うなら…」
冷静な俺は、再び優しく話した。引き続きな美人な女性は、横目で俺を確認して話した。顔を上げる。
「私のピザを頂戴」
「きっと、イカが上手くてびっくりするぞ」
決心な様子の美人な女性は、前向きに話した。応援な俺は、箱を手渡して笑顔で話した。箱を見つめる美人な女性は、蓋を慎重に開ける。ピザから湯気が立ち昇る。
【フツフツフツ】
「美味そうだな」
「こっちも美味しそう」
トマトいっぱいピザのチーズ等から煮え立つ音が届いた。空腹な俺は涎を拭いながら話し、覗き込む可愛らしい女性は瞳を輝かせて話した。
「そうね。美味しそうね」
「一緒に食べよ」
「いいわよ」
緩む様子の美人な女性は、澄まし顔で話した。気遣う様子の可愛らしい女性は笑顔で話し、察する様子の美人な女性は表情を綻ばせて話した。笑顔の2人は一切れのピザを口元に運ぶ。
「「フウフウ。あ~ん」」
「ゴクリ」
ピザを冷ます2人は、口を大きく開けて非常に良い表情で声を漏らした。我慢な俺は、思わず歯を食いしばりながら喉を鳴らしていた。良い表情の2人は、ピザを頬張る。
「「んんっ!」」
「何これ美味しい! イカとトマトとチーズがすっごい濃厚!」
「ベーコンのしょっぱさと野菜の甘味がチーズに包まれてすっごい最高!」
シンクロな様子の美人な女性と可愛らしい女性は、目を大きく見開いて声を強く上げた。そのまま直ちに一切れを完食する。
「ああ、美味しかった~」
「うん。美味しかった~」
「良かったな」
「うん」
感無量な様子の美人な女性と可愛らしい女性は、脱力して話した。平穏な俺は微笑みを見せて話し、スッキリな様子の美人な女性は笑顔で話した。
「そっちのピザも食べたいわ。一切れ交換しましょ」
「いいよ」
興奮な様子の美人な女性と平穏な様子の可愛らしい女性は、明るく話した。各々ピザを一切れちぎり始める。
「わっ! こっちのは凄い伸びる!」
「楽しい!」
愉快な様子の美人な女性と可愛らしい女性は、チーズを何処までも引き延ばしながら強く話した。チーズを整える。
「はい、どうぞ」
「ありがとう~。こっちも、どうぞ」
「ありがとう~」
「両方共、美味そうだな」
笑顔の美人な女性と可愛らしい女性は、ピザを交互に交換して話した。今回も我慢な俺は、胃を痛めながらも明るく話した。
「お兄ちゃんも一緒に食べよ」
「そうよ。一緒に食べましょう」
気遣いな様子の可愛らしい女性と美人な女性は、顔を俺に向けて優しく話した。そして、
「「あっ!」」
「お兄ちゃんにクレープを持ってもらてるの忘れてた!」
「私も忘れてた!」
うっかりシンクロしていたようだ。
「ごめん、お兄ちゃん。クレープ持つね」
「私も持つね」
「ありがとう」
(これで漸くシーフードピザを食べられる)
謝罪な様子の可愛らしい女性と美人な女性は、クレープを俺から受け取りながら話した。感激な俺は、感謝を話したあと、解放された思考した。早速ピザを一切れ食す。
「うんまっ。思わず頬っぺたと胃がじんとしたぞ」
感動な俺は、タコとチーズの相性が抜群と話した。
「お兄ちゃんのも美味しそう。一切れ交換しよう」
「私も私も」
「いいぞ」
興味津々な様子の可愛らしい女性と美人な女性は催促するように話し、平穏な俺は快く話した。このあと、ピザとクレープを美味しく完食する。
「美味かった~」
「美味しかった~」
「また食べたいわ~」
俺と可愛らしい女性と美人な女性は、安唯に話した。小鳥のさえずりに癒されながら小休止する。
「ピザの箱は、私が片付けるわ」
「ありがとう」
「お兄ちゃんも」
「気が利くな。ありがとう」
スッキリな様子の美人な女性は明るく話し、笑みを見せる可愛らしい女性は箱を手渡して話した。引き続きな美人な女性は手を伸ばして話し、安唯な俺は箱を手渡して話した。
「他のゴミは、私が片付けるね」
「ゴミ箱はあそこにあるわ」
(やっぱり姉妹なのかな? この際、色々聞いてみるか)
親密な様子の可愛らしい女性と美人な女性は片付けながら話し、観察な俺は座り直して頃合いと思考した。
「そろそろ、君達の事を教えてくれるか?」
「いいよ」
「なんでも聞いて」
真剣な俺は、疑問に尋ねた。顔を見合わせる可愛らしい女性と美人な女性は、座り直して返事を戻した。
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