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スキルマスター 楽しいは最強!!!  作者: とわ
第一章 ムーン・ブル編

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68.元気満タン


「そう言えば、昨日の夜にケリーから聞いたんですけど、食事についての説明をし忘れたって。あの子、ああ見えて少しうっかりしたところがあるのよね~。クラカに似てきたのかしら?」


「何かあるのか?」


 思い出した様子のサリーは、母親の渋面で疑問に尋ねた。複雑な俺は、家庭の事情に巻き込まれたくないと返事を戻さずに疑問に尋ね返した。


「食事は、要望がなければクラカが前の日に目利きした美味しい食材からメニューを考えてお出ししてるの。自信はあけど、朝食が焼肉でも大丈夫でしたか? 今回はこちらの不手際なので、もしあれでしたら無料で他の料理とお取替えします」


「問題無いよ。肉は、朝食でも大歓迎だ」


「うふ」


 表情を戻すサリーは、丁寧に返事を戻した。平穏な俺は、ガッツポーズを右手で見せて話した。丁寧な様子のサリーは、口元を右手で隠して笑い声を漏らした。


「お飲み物をコーヒーと紅茶から選べますが、どちらになさいます?」


「コーヒーのブラックで」


「食後にお持ちすれば宜しいです?」


「ああ。食後で」


「畏まりました」


 平穏な様子のサリーは、右手を戻して疑問に尋ねた。平静な俺は、迷わずに返事を戻した。引き続きな様子のサリーは疑問に尋ね、同様に引き続きな俺は笑みを見せて返事を戻した。再び平穏な様子のサリーは、微笑みを見せて話した。待望な俺は、顔を料理に向ける。


「美味そう! トーストはバターがたっぷりだな」


「自家製のバターで、濃厚な濃くがあるけど低脂肪なんですよ」


 空腹な俺は、改めて料理を確認してトーストが金色に輝いて見えると話した。得意な様子のサリーは、声を弾ませて話した。限界な俺は、トーストを口に運ぶ。


「う~ん、ホントに濃厚だ。嫌な臭みもないな」


「新鮮ですから」


 感動な俺は、トーストを頬張りながら頬が落ちると話した。満足な様子のサリーは、笑みを見せて話した。


「トーストは、昨日みたいにお代わり自由なのか?」


「ごめんなさい。朝食はそこまで用意できないのでお代わりはやってないんです。もし足りないのでしたら追加で注文していただくことになりますが…、今は少しお時間が掛かります」


 益々空腹な俺は、笑顔で疑問に尋ねた。表情を曇らせるサリーは、店内を確認して返事を戻した。不服な俺も、店内を確認する。額から汗を流しているクラカが接客まで行う。


「そうか。時間が掛かるのか…。俺は朝から結構食べるから、トースト2枚だと足りないんだよな…」


「でしたら、今日はこのあと、ムーン・ツリーに行かれてみてはいかがですか?」


 残念な俺は、思わず再び料理を確認してトーストがバターでふやけてふにゃふにゃに見えると話していた。閃く様子のサリーは、両手を合わせて疑問に尋ねた。


「なんでだ?」


「ムーン・ツリーには朝から屋台が出ていて、朝の早い冒険者さん達が立ち寄るんです。名物料理があって値段もリーズナブルですし、冒険者さん同士の交流もあるようですよ」


 困惑な俺は、思わず疑問に尋ね返していた。両手を合わせているサリーは、明るく返事を戻した。


「腹が膨れて交流も図れるか…。仲間を集めるのはまだ考えてないが、情報は手に入りそうだな」


 複雑な俺は、顔を前方に戻して気持ちを前向きに切り替えて話した。何気無しにトーストを見つめる。


「なるほど。物は考えようってことか」


 前向きな俺は、再びトーストが金色に輝いて見えると話した。自然と表情が綻ぶ。


「ありがとう。そうしてみるよ」


「楽しい出会いがあるといいですね。それでは、ごゆっくりどうぞ」


 感謝な俺は、明るく返事を戻した。平穏な様子のサリーは、微笑みを見せたあとに会釈して話した。他のテーブルへと向かう。


「今日は、いい一日になりそうだ」


 陽気な俺は、思わず笑みを浮かべて呟いていた。食事を再開する。焼肉を食す。


「脂が美味いな。上質な豚カルビみたいだ」


 高揚な俺は、口の中が唾液でいっぱいと呟いた。このあと、10分ほどで朝食を終える。


「美味かった~。腹半分ってとこだな」


 納得な俺は、明るく呟いた。テーブル上の紙ナプキンで口元を拭い、席を立つ。


「ご馳走様」


「ありがとうございました」


 感謝な俺は、明るい声を飛ばした。元気な様子のサリーも、明るい声を飛ばした。元気満タンな俺は、軽快な足取りで部屋に移動した。




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