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スキルマスター 楽しいは最強!!!  作者: とわ
第一章 ムーン・ブル編

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119/122

119.人は皆違う


「大変、有難う御座います! それでは皆様! これにて、突然のファッションショーは閉幕とさせていただきます! 開発途中の新商品につきましては、大いに期待してお待ちください! 今後とも、長いお付き合いをよろしくお願いしたします!」


 紳士な様子のパトンは、威風堂堂と強く話した。一同、頭を下げて緞帳が閉じ始める。


『パチパチパチパチ』


「私、この店のファンになるわ!」


「今後も、期待してるぞ!」


「今度、皆でここに買い物に来るわ!」


「俺は、カンパしてもいいぞ!」


 観客は、再び盛大な拍手喝采を笑顔で強く送った。緞帳は閉じる。


「楽しかったわ~」


「新商品って、まだまだ沢山ありそうよね!」


「皆で宣伝して、早く開発してもらおうぜ!」


「いいわね。そうしましょう!」


「目が離せないぞ!」


 緞帳の向こう側から観客の声が強く届いた。満足な俺達は、袖に移動する。


「凄い反響だったな!」


「またやりたい!」


「歓声が、あんなに気持ちいいものだなんて知らなかったわ~」


「ノンちゃんは、ハマりそうね」


「喜んでいただけて何よりです。皆さんで、専属モデルをしいただいても構いませんぞ!」


 満足な俺と同様な様子のモモとノンとユリは笑顔で話し、意欲な様子のパトンは両手を広げて強く話した。しばし談笑し、店内は通常に戻る。


「この猫は、どうやって戻すんだ?」


「ルーティ様とユリ様のどちらでも構いませんので、猫を意識してエントと唱えてください」


 陽気な俺は疑問に尋ね、平穏な様子のパトンは返事を戻した。興味な俺は、ユリに不敵な笑顔を見せる。


「プッ。どうぞ」


「ありがとう」


【エント】


 愉快な様子のユリは話し、不敵な俺は笑顔で話したあと、言葉を唱えた。猫は鎧に戻る。再び談笑し、全員の装備や棚などを元に戻す。


「モモ達は、着心地はどうだった?」


「う~ん。布製の方が動き易いけど…、やっぱりお兄ちゃんと一緒がいい!」


「レザーアーマーはちょっと重たかったけど…、直ぐに慣れると思うからお兄ちゃんと一緒にするわ!」


 陽気な俺は疑問に尋ね、思案な様子のモモとノンは笑顔で強く返事を戻した。


「気持ちは嬉しいが、もう少し自分の事を大切にした方がいいぞ。俺は、ずっと一緒にいるんだから」


「でも…、怒らない?」


「武器は、違うのを選んじゃったし…」


「怒るわけないだろう。それと、そんなことは気にするな。人は皆違うんだ。自分がいいと思ったことを選んだ方が、人生を素敵に楽しく生きられるぞ。何より、俺はその方が嬉しいよ」


 心配な俺は笑みを見せて話し、不安な様子のモモは窺うように疑問に尋ねた。不安な様子のノンは視線を落として話し、平穏な俺は笑顔で返事を戻した。


「それじゃあ、布製のにする!」


「私も、そうするわ!」


「分かった。それじゃあパトンさん。布製の装備を予算オーバーし過ぎない程度で見繕ってもらえるか?」


「お任せあれ!」


 表情を明るくするモモとノンは強く話し、安心な俺は疑問に尋ねた。陽気な様子のパトンは両腕を大きく広げて左右の手に太陽と月のぬいぐるみを出現させて強く話した。


 モモとノンの装備は、動きやすさを重視した布製の装備に決定する。色は、モモが新芽の柔らかさをイメージさせる明るい黄緑色を基調とし、ノンがやや大人をイメージさせる薄紫色を基調とする。試着室で着替えて登場する。


「凄く似合ってるよ!」


「イメージにピッタリね!」


「あはっ。ありがと!」


「うふっ。嬉しいわ!」


 感動な俺と同様な様子のユリは前のめりで強く話し、歓喜な様子のモモとノンお披露目のように強く話した。


「これからは、お兄ちゃんをいっぱい手伝うね!」


「お兄ちゃんに早く追い着けるように、頑張るわ!」


「今でも、十分頼りにしてるよ」


 満足な様子のモモとノンは強く話し、安堵な俺は笑顔で自分の弱さを知っていると話した。


「この際、武器とルーティ様の装備の色を変えましょう!」


「それは、できるなら嬉しいが予算は大丈夫か?」


「ファッションショーに出演していただいたサービスで御座います! ご希望の色をお聞かせください!」


 陽気な様子のパトンは両手を大きく広げて強く話し、困惑な俺は疑問に尋ねた。引き続きなパトンは、白鳥の舞のように回転して強く返事を戻した。


「どうする?」


「私達の武器は、服の色に合わせましょう」


「そうだね」


「お兄ちゃんは、どうするの?」


「この鎧は、ザクのイメージがあるからな。緑…、いや、赤… いや、ピンクか? う~ん、昨日、鎧の色は百式を目指すと決めたし…、金色…、だと、3人とのバランスが悪いか。それなら…、よし。黄色にするよ」


 陽気な様子のモモとノンは交互に話し、思案な俺は明るく返事を戻した。


「黄色?」


「似合うのかしら?」


「どうだろう?」


「何事もチャレンジだ。意外と、なんとかなるもんだよ。パトンさん。俺のは黄色にしてくれ」


 困惑な様子のモモとノンとユリは疑問に尋ね、陽気な俺は笑顔で返事を戻した。




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