あとがき
本稿執筆にあたり、色々とオートチェスそのものを調査したり、思う所が出て来たり、設定したりしたので、その結果を記す。
バージョンについて
なるべく最新バージョンに合わせようと思ったが、執筆中に何度もドラスティックにバトルバランスが変更される。そのため、小説内容が安定しなかったので【ディヴァイン】がナーフされる前の、0.4.0(r1.0)とした。
グロッサリーについて
基本的にインゲーム中のマニュアルに沿う。
とはいえ例外もあり次の通りとした。
手駒……何故かマニュアルには手札とあったので、これは意図的に『駒』へ変更した。流石に『札』では無いだろうと思った。
駒山……マニュアルには駒プールとあるが、プールという名称はさほど一般的では無いと感じており、山のルビとして振ることにした。
棋士……ゲームのプレイヤーのことをマニュアルでは『棋士』と表記しているが本稿においては殆どの場合「プレイヤー」と称する。
巡……ラウンドが正式名称だが、麻雀の雰囲気を出したくて、巡という漢字を当てた。
デーモン熊……インゲームマニュアルには、デーモン熊熊と書いているが、これはゲーム中の表示に合わせた。(多分、マニュアルの方が誤字だと思う)
駒名……ゲームの表記と統一させた。
オートチェスで表示されているのはキャラクター名ではなく二つ名のような名前が表記されているため、愛着という面では今一歩、感情移入がしづらい。キャラクター名は別にある。それはインゲーム中の駒図鑑で確認することができる。たとえば『戦神』の名前はマルスであり、『剣聖』の名前はゲール・トンブレイトである様に。
面白い名前の者もいる。ゴブリン種族のキャラクター『ソウルテイカー』には、NO.9527。『ソウルブレイカー』にはBT.011という名前が設定されている。しかし『砂漠の主』の名前が砂漠の主だったり、『セイウチボクサー』の名前が氷原の主だったりするのは、再考を願う。『赤き斧の王』はアックス・レッドという名前が設定されているが、それは英名になっただけなので、こちらも再考頂きたい。
ウィングスシナジーについて
【ウィングス】はうまく小説にハメたかったので調査した。本稿では活躍しなかったが。調査結果は記したい。【ウィングス】はスタンでも石化でもペンギン中でも効果を発揮することを確認した。ただし機能するのは通常攻撃のみで、どうやらスキルについては回避しない。──調査バージョン=0.4.0(r1.0)
スピリットシナジーについて
【ウィングス】で避けたときに石化は発動しない。言い換えればウィングスで避けられなかった時、石化を保険で入れることができるとも考えられる。
【ディヴァイン】と【デーモン】と【デモンハント】について
デーモン駒1体……【ディヴァイン】消滅
【デーモン】発動
デーモン駒2体……【ディヴァイン】発動
【デーモン】消滅
デモンハント駒2体とデーモン駒1体……【ディヴァイン】消滅
【デーモン】発動
ナイトシナジーについて
【ナイト】のバリアは駒の状態に依存しない。即ち、石化・沈黙・ペンギンなどの状態異常であっても、ナイトバリアは発生する。
石化について
スタンとの違いが不明瞭と感じる。ステータスの変化は確認できなかった。石化してもタウント系スキルによって、強制移動もあり得る。たとえば岩のスピリットのスキル『投る』は石化中も投る事が出来る。ついでに言うと、岩のスピリットはシナジーと噛み合って無いようにみえる。
大会の描写・カメラプレイヤーについて
オートチェスでは観戦モードがないため、一般的な大会や配信動画では、やむを得ず、実況を行うプレイヤーを1ラウンドでリタイヤさせ観戦に徹するのが、現時点での主流な動画配信スタイルだ。これをカメラプレイヤーと言う。
だが、この行為を正確に説明するのは若干オートチェスの面白さを伝える上で冗長であるし、一般的な体験では無く、またいつか観戦モードが入った時に陳腐に感じられる可能性がある為、意図的にカメラプレイヤー描写は抜いてある。
一刻も早い観戦モードの実装が望まれる。
アイテム・陣形について
本稿ではアイテムや陣形についての言及は少ない。まずはオートチェスの魅力である手駒の編成と、シナジー構築を楽しんで貰いたかった。次回作あれば是非描きたい。
ドラゴンナイト
このバージョン=0.4.0(r1.0)だと弱いが、字面がかっこいいから活躍してもらうことにした。ナイトドラゴン構成と名前が似てるのでこれも何とかして欲しい。
旧漢字
カズなど、昭和初期の人物が喋るところは旧漢字とした。そのため、ルビを振らないと、読みづらい箇所もでてきたので、全てルビを振ることにした。めんどくさかったので、もうやりたくない。




