八杯目 クリームソーダ科学人体実験教室・オカワリ
【始めに】
食事をしながらの閲覧に適していません。ご注意ください。
本作は拙作「シン・クリームソーダ漂流記」の外伝になります。本編は下のバナーより御覧いただけます。
「クリームソーダ科学人体実験教室」
こちらは真なるクリームソーダ(=てっぺんチェリー付きのメロンクリームソーダ)を求める過程を描いた拙作「シン・クリームソーダ漂流記」の一エピソードなのだが、健康診断でバリウム飲んだ直後にクリームソーダを飲んだら、果たして生成される物体は何色になるか?という壮絶にバカバカしい疑問に答える為に、我が身を呈して行った実験記である。
先日こちらででこのエピソードだけなぜかpvが以上に跳ね上がる現象があった。結局3日程度でその怪現象は落ち着いたものの、その結果コイツだけpv680を叩きだしている。
ついでに言うと、全体のpvはもうすぐ9500。昨年夏に掲載してからまだ読んでいただいている事は大変ありがたい。このペースだと夏が終わる頃には10000pvの快挙を達成しそうだ。
だけど感想は何一つ来ない。
ちょいと寂しい。
読まれた方、切にお待ちしております。
で、本題にそろそろ入ろう。本日は健康診断である。それ即ちバリウムと一年ぶりのご対面。
故に今、私は葛藤している。
「ここまで期待?されていて、生成される白いブツが緑色になるか試さないままで果たして良いのか?」と悪魔が囁いているのだ。
しかし、私とて一応試しはしたのだ。
メロンソーダもクリームソーダも飲んでみた。でも残念ながら緑にはならなかった。
本来であればそこで実験終了!
緑にはなりませんでした!
それで何の問題も無いはず。
…………が。
悪魔が囁いてくるのだ。
「どうしたらエメラルドなブツができるか、お前は全力を尽くしたのか?」………と。
いや待て待て。
そんな事はする必要無い。
そもそも誰も待ってなんか無い。
本筋からメッチャ離れているじゃないか。
私はパーフェクト・クリームソーダを探していたんであって、そんなブツを生成するのに力を注ぎたいわけではないのだ。
それに健康診断とは本来健康であるかどうかを検査するもの。その直後にこんなもんイッキ飲みしようなどとは正気の沙汰ではない。
ああ、それなのに。
≪≦dab58322557e325ef28625e65bd4a522.jpg|L≧≫
私は今、かき氷シロップ(メロン味)を手にしているのは何故なんだ。
これをする事によって「得るもの」と「失うもの」を天秤にかけている自分がいる。それだけでもアタマがオカシイと言うものだ。
しかしっ…………!
「期待に応えよ」と天からの声が聞こえる……!
おお漂流神よ
クリームソーダの神よ
我が生き様を御笑覧あれ!
グビグビゴクリ。
うええええ。
甘ったるくてキモチワルイ。
350mlはキツイ!
バリウムを速やかに排出する為に下剤を飲んでるので、早く水分も大量に摂らなければならんのだが、ここで飲んでしまってはメロンシロップが薄まる。少しガマンしてから飲むべきだが、これもタイミングを誤るとバリウムが固まってしまう。とりあえずソーダを用意して腹の中でメロンソーダに………あ、バリウムがアイスの代わりに白いなら、あとはチェリー食べればクリームソーダが腹の中でってアホかぁー!
それにしてもなんで私はこんな綱渡りな人体実験してるんだろうか。古今東西、バリウム排出の際に生成されるブツを着色せんがためにかき氷シロップ(メロン味)をイッキ飲みしたオロカモノは私だけだと断言できる。
全てはクリームソーダに魅入られたせい、としておこう。なんてオソロシイ飲み物なんだクリームソーダ。
いやそんな総括より水だ!
空きっ腹に糖分MAXなもんぶち込んだせいか気分悪い!喉も痛い!目眩もするー!
はよせんとブツを生成する前に病院送りだ!こんなアホな理由で入院なんかしてたまるかぁぁー!
◇◇◇
数時間経過。
結果発表。
Q.E.D.
ワレ、「白緑」の生成に成功す。
ほんとーに薄ーくほんのり緑?って感じで。
あんだけ頑張ったのに……
しかしこれは一人の人間としては小さな一歩だが、人類としては大きな一歩である。
本気を出せば、人間は身体の中をパレットと化すことができる。
二度としたくないけど。
【ご注意下さい】
本実験は、専門家の指導無しで行っております。決して真似されることのないようにお願いします。




