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本好き才女と元人形王子の攻防戦  作者: みなほし
乙女ゲーム始動〜悪役?なにそれ知りません〜
22/32

乙女ゲーム始動、攻略対象増えました

大変お待たせしました〜。

誤字脱字などのご指摘を頂きましたら順次直していきたいと思います。

 ある日の食堂でのこと・・・

 彼女(エルルーニャ)はいつも通り(レイル)に手を引かれ強制的に食堂に連行されていた。

 心の中では不平不満を垂れ流しながらも、一応はついて行っている。

 その光景を周りの人は生暖かい視線で見守るのだった。


 そう、学園入学から数週間しかたってないが、彼らは学園で公認カップルと似たような扱いを受けていた。

 彼が彼女を心から愛していることは有名な話で、普通ならそれに答えぬ彼女を憎いと感じる女が出てもおかしくない状態なのに、だ。

 それはひとえに、彼女の事は何故か、本当は好きなんだよね?ね?みたいな感じで、照れ隠しとして受け取られているからだ。

 あまつさえ、非公式ではあるが、『レイル様の恋路を応援する会』なるものが成立していた・・・


 そんな状況を興味がないせいか認識できてない彼女は周囲の視線を不思議に思いながらも、外面用な完璧なお嬢様スマイルを貼り付ける。

 この学園の食堂はバイキング制だったため、彼と料理をとりわけ、席につく。


「ルーニャ、学園生活は楽しいですか?」


 他の人がいるためか、彼もキラッキラの王子様を演じ出す。

 彼女や、ヒーリアからすれば鳥肌ものだ。


「ええ、皆様良くしてくださるのでとっても、快適ですわ」


 この調子で彼らは他愛もないことで談笑しながらも食事を優雅に進めて行った。


「お、あそこにいるの殿下じゃね?」

「ラルク、口が悪いといつも言っているでしょう?きちんと敬語を使ってください・・・」


 そこへ、深海のような深い蒼色の髪と瞳のインテリ系の青年と太陽を思わせる鮮やかなオレンジの髪と橙色の瞳の体育会系の青年が来た。


「よっ、殿下と一緒にいるってことはシフォア嬢だよな?俺はラルク・ヤルカンだ、これからよろしくな?」

「はぁ、やはりラルクは礼儀を覚えてください。お初にお目にかかります、僕はミハエル・オースティンです。以後お見知りおきを」


 インテリ系がミハエル、体育会系がラルクと名乗る。


(こ、攻略対象来たぁ・・・・・・・・・次期宰相と騎士団長のお出ましだァ・・・・・・・・・やだぁ・・・暑苦しいし、お硬すぎるしで無理なんだけど!?なーんでこうも攻略対象が出てくるのさ!私は平凡な日常の中本を読んで過ごしたいだけなのに!)


「ヤルカン様、オースティン様、こちらこそよろしくお願いしますわ。ヤルカン様は武勇で、オースティン様は学業で良き成績を残されているとお聞きしています。さすがは殿下のご学友ですね!旧知の仲ですもの、積もる話もあると思いますので、ここで私は失礼致します。殿方同士、遠慮なく話してくださいね」


 彼女は彼らの来訪にこれ幸いと席を外し、教室に戻っていくのだった。

 そして残された彼はその原因となった2人を睨めつける。

 その視線で人が殺せるのではないかと錯覚するほどの迫力があった。


「いや、うん・・・ごめん、殿下。・・・・・・まぁ、頑張れよ?」

「殿下、申し訳ありません。・・・・・・それにしても、相当嫌がられてますが、シフォア嬢を手放さないように頑張ってくださいよ?あのブリザードの中一緒に政務をするのはさすがに辛いです」


 彼女が居なくなったからか2人の態度が少し崩れる。


「分かっている」


 彼は先程のような甘い笑みを消し、何も感じさせない無表情となりながらも、彼女の向かった方向をただじっと見つめていた。

ラルク「あそこまで殿下毛嫌いするとか珍しい((´∀`*))ヶラヶラ」

ミハエル「ラルク、やめなさい。・・・殺されますよ(ボソッ)」

レイル「(ㅍ_ㅍ)」

ラルク「( 'ㅂ')ヒッ」

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