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首都へ(4)

弓使い達はすぐに矢を射り、つがえ、そして放つ

それを繰り返し、他の人は魔狼の接近に身構えた。

ガイストも同じように身構える

といっても行動は全部オースに任せるからそんな必要はないんだけど

何体かは弓矢で倒れるが、何本もくらっても倒れないものや、うまく避けるものもいて、結局50体くらいは残ったまま、飛びかかってきた

唯一の救いは魔狼がどこか一点を突破しようとせず、一人一人が相手する数がそこまで多くないということだろうか

ガイストの隣に居た人が滑るように走る

ガイストの身体も同時に動かされた

オースの経験による団体戦での行動の型だ

こうゆうのは線に穴があるとそこを徹底的に狙われてしまう

そのため、穴を作らないように全員が同じタイミングで前にすすむ

ガイストも一緒に動き、オースに身体の全てを預ける

隣の騎士はエスットクを構えている

オースを両手に持ち、飛びかかってくる狼たちに向けて固定、その後は膝の動きだけで突き刺せるように準備をする

そして狼達との戦いが始まる

オースを構え、宙に飛んでいる狼に向けて突き出す

狼は身をよじり、耳を切り裂くだけで終わる

それでもバランスを崩せたのか、足元に着地した狼を間をおかずに蹴り飛ばす

それだけで少しは時間が稼げる

隣の騎士はエストックを狼に向けて構え、僕とは速さが違う突きを繰り出した

その突きは僕よりも遅い

それは狼の首あたりに、すうっと入っていき、皮を剥がした

ベロンっと皮が剥ける

そして落ちた狼をその騎士も僕と同じように蹴り飛ばす

左側の槍を持った人は、「はあぁぁぁあぁぁ!!!」って叫びながら物凄い速さで連続で突きを放っている

・・・半分以上当たっていないけど、当たってるのもある

僕と違ったところは狼が悲鳴を上げたか、致命傷をおっているかいないかしか違わないだろう

そして僕達の上をこえて飛んでいく弓矢

それらにあたって倒れるものも、倒れないものもいる

そして来るライカンスロープ(第二陣)

ライカンスロープは狼のような人だ

狼に速さでこそ負けるものの、人間と比べるとはるかに速いスピードを出せる

弓の人では対処できない相手だ、

だから、僕達は絶対に通したらいけない

それがここで生き残るための最低条件

弓矢で数が減らないとまともに相手にできないのに、弓矢の援護もなくなったら確実に瓦解する

「ふっ」

短く息を吐き出しながら、頭を下げて重心を下げる、その下げる勢いを利用して前に身体を傾けつつ、オースを突き出す

ライカンスロープの太くて、それだけで木を切り裂きそうな腕が頭があった所を通りすぎ、オースが腹に深々と刺さる

そのままだったら僕はもう一つの腕で殴られておしまいなんだけど

オースが刺さってる中でオースが自身の腕をのばしてはらわたを引きずりだす

流石のライカンスロープも内蔵を引きずりだされるのは動きに支障が出るみたいで、殴られなかった

でも、その時に足元を狼が抜けて行ってしまう

弓の人達で、なんとかなってくれるといいんだけど、

隣の騎士の相手は腕の皮をベロンと剥かれていて、とても痛そうだった

超高速皮むき剣とでも名付けよう

そして左の人がとてもうるさい

今度は二体同時

今の僕の技量じゃ無理な数だ

白狼とトゲオオカミ

白狼は他の狼と同じように行動するからある程度はなんとかなるかもしれないけど、トゲオオカミは時々、トゲを飛ばしてくるから注意が必要

体型は太った狼の毛皮をトゲに変えたような体型だから、それほど素早くない

でも、そのトゲは固く、上位個体になると毒を持つようになってくる

そのため、白狼のような単純な狼をそのまま強くしたような魔物よりも、注意が必要な相手だ

オースが身体を動かすままに任せて、対処しようとする


【チェーンライトニング】

それよりも早く

白色の雷光が、魔物たちを

薙ぎ払った


いきなりの雷光にパニックになる狼の群れ、

その間に僕達は切り付け、弓矢を当て続ける

群れの統率は崩れ、僕でも攻撃を簡単にあてる事ができた

「ガイスト、転移行くぞ」

アモルも怪我をして弱っている魔物達を転移で消す

ほんの数体はダンジョンに送ることができた

だけど、僕は少し気になることがある

さっきの魔術はいったいだれがやったんだろう?


【ミーティアスワーム】

今度は上空から火の球が尾を引いて降り注ぐ

今度こそ魔狼達は撤退していった


これで危険はさったけど、僕は正直、気分がよくない

こうゆう時に声をかけてくれるアモルも、ばれないように話かけてこない

つまんない嫉妬だっていうのは理解してる

それでも、僕がどんなに努力しても手に入れる事ができなかったものを持っている魔術師が、心の底から妬ましかった






新しい戦力


白狼

戦闘力  6


備考   外見は白い狼。普通の狼よりも知能が発達し、年老いたモノは人語を理解する事もある


トゲオオカミ

戦闘力  5


備考   太った狼の毛皮が針状に変化した狼。動きは狼よりも遅い。その毛皮は固く、兵士などの鎧の材料として扱われる事があるが、鎧を着るとハリネズミのように見えるため、不評である。年を取るごとにその針は固くなっていく。

また、穴をほって巣を形成し、巣に入るモノには問答無用で針を連射する


シャドウドッグ

戦闘力 4~6


備考   死んだ狼の怨念などが、新たに生まれた狼に憑く事で生まれる魔狼の一種。基本的に、憑いた狼を殺した種に対して大きな憎しみを抱いている

また、虐待を受けた犬からも生まれることがあるため、名前は狼なのに、ドッグとされている


狐狼

戦闘力  4


備考   狐と狼のあいのこ。しかし、狐特有の幻覚を見せる事が可能なため、魔物として判断されている。魔物を研究してる国立魔獣生態自然研究学院では、狐の分類になるのか、狼の分類になるのかで5年に一度は議論が白熱する




用語解説


エストック 

細く長い両手剣であり、刺突に優れた武器。 刃の横断面は菱形で、刃先は丸くなっている。

剣身はとても長く鞘には入れず、肩に担いで持ち運んだ。


チェーンライトニング

本来は一点突破の雷と出す魔術。使用者が雷を出している部分(たとえば手)と大きく動かすと、鎖のように雷が移動しているように見えるため、この名がついた


ミーティアスワーム

炎でできた弾を天から降らせる魔術。英雄などがこの魔術を使うとあたり一帯を焦土にしたり、地形を変える事すら可能

だが、そこまでの魔力を持つものは稀有であり、そんな事例はほとんどない

作「・・・・ぐはっ」


ガ・オ・ア「「「!?」」」


作「モチベーションが・・・上がらない」


ガ「しっかりしろ作者ーーーー!!!!」


作「戦闘描写とか・・・むり」


ア「・・・」


オ「・・・」


ガ「どうしたの二人とも」


作「ほとんどセリフがないから落ち込んでるんだと思う」


ガ「あ、はは・・・」


作「ちなみに国立魔獣生態自然研究学院について

大抵の国の首都に一個はある

軍で使う魔獣の世話や、魔物による被害や分布をまとめている学院だね

全員が生徒であり教師であるを学校の指標にしてて、教師と生徒にほとんど差がないと言われてる

ガイストの国では軍で使う魔獣の世話に重きが置かれてるね

ちなみに魔物の種を保護しよう!なんて考えはこれっぽちもない」


ガ「そんなの気にする人いないんじゃないか?」


作「まあ次回予告行こうか(冷や汗だらだら)」


作・ガ「「次回『首都へ』or『バシャルの町』」」


ガ「なんで次回予告が二つあるんだよ!」


作「うるさいうるさいうるさい」


ア「決まってないんだな・・・」


オ「俺のセリフ――!!!!!」







オースが出番少なくてぐれ始めています

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