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鉄塊の国 ~魔導鎧と絆の戦訓、笑顔と涙の群像詩~  作者: jetts
絆の戦争

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72/82

イーリス1

  DaysAIで作成したイラストに妄想ストーリーをつけ、物語になりました。

 小説を書くのは初めてですので、見苦しい表現もあるかと思いますがご容赦ください。

 残酷な描写は、なるべく避けますが、戦闘や戦争を扱っていますので、苦手な方はご遠慮ください。

 

 文中の挿絵の著作はjettsにありますので無断転載はご遠慮ください。


 ゲストのイラストも無断転載はお断り致します。


 投稿時間


 本編 水曜日更新


 大図書館 不定期更新


 鉄塊の国を支えるAI先生〜鉄塊の国実験スピンオフ〜  不定期更新

 

        鉄塊の国

挿絵(By みてみん)


 一本の鉄塊が国を興した。

 歴史は綴られる。


 『鉄塊の国』時間軸ガイド


 一本の鉄塊が国を興した――ヴァルグランの歴史を紐解く!

 

 約132年前:神々の旅開始

「名を忘れられた漢」(神)が祈りの聖女、鉄塊の王、大賢者、メカムスメ、名も無い暗殺者と建国の旅を開始。信玄の戦訓で希望を灯す!


 約129年前:ヴァルグラン建国

一本の鉄塊からヴァルグランが誕生。魔導鎧と絆で繁栄へ。


 現在:龍獣統一軍との戦い

龍鬼神シュタルクの侵略に立ち向かう!

リヴァール砦防衛戦(ep.1〜6):ルヴェリーとマリーの絆、ヘルガの暗殺で防衛成功。


 シャルセア防衛戦(ep.7〜11、17):グライシアの「乾坤一擲」、ルーの神速、シャルフの「射抜かれた道」で民間人被害ゼロの奇跡。


 ラウンドベルク攻防戦(ep.12〜26):シーラの「リヒトヴァルグラン」起動、ヘルガの「隷属」、ゼーエンの諜報で4万の敵に立ち向かう。


 ラウンドベルクでの5対4万の戦いはヴァルグランの完全勝利に終わる。


 国興しの神ハガネの再度の降臨


 ヴァルグランを救う三作戦は成し遂げられた。しかし、ハガネの甘やかしが爆発し過剰戦力が与えられた。


 これからのヴァルグランのあり方が問われる。


 ついに、龍獣統一軍への宣戦布告が行われ始まったヴァルグラン軍の制圧戦。そこに黒い影が…………


 



 このエピソードの位置:魔力陣の書き換えを行なうヘルガ達。そこに訪れる災害! 若き天才イーリスは何を思う





 

 

 

 ヘルガさんが糸で縛り上げた竜鬼人をハーディスを使って一箇所にまとめていく。


 八枚が上限だったハーディスの操作を血反吐を吐く訓練で十二枚にまで増やした私にとって簡単なお仕事だよ。


 軽やかに戦場を飛び回る私。眼下で魔力陣を無効化する為に奔走する赤霧の工兵達。


 彼らに害をなすものを排除する為、戦場を飛び回り警戒行動を取る。


 龍獣統一軍の最後の隠し玉、大型精密転送魔力陣。これを使ってヴァルグランの中枢をピンポイント攻撃するのが狙い。


 だが残念ながら、我がヴァルグランはその程度の事は把握済み。だからこそ最高戦力のヘルガさんで完全占拠。


 加えて魔力陣を解析して利用不可能および以降この一帯で魔力陣の展開ができないように逆装置として書き換えを行う。


 ここまでの作戦は成功。ただ、いくつかの不安要素が残っている。


 首魁のシュタルクと幾人かの龍鬼人、謎の協力者が二日前から捕捉できていない。


 マリア様にも見つけられない為、恐らくハガネ様が心配されていた他の神の介入が懸念されている。


 でも、それを覆す。それがヴァルグランの生き様…………だけど怖い…………けど全力を尽くすんだ。


 「いかん!」


 突然、ヘルガさんの全体通信が響く。そして、目の前が白い糸に覆われる。


 凄まじい衝撃が襲ってくる。まずい、ヴェルカーや赤霧の皆がこのレベルの攻撃を受けたら流石に超量産型を着ていても不味い。


 大慌てでハーディスの防御結界を全開にして稼働率を確認。前方でヘルガさんの近くに放っていた一基は沈黙。他の十一基は辛うじて稼働確認が取れる。


 映像を確認する。辺りは魔力陣ごと消し飛び地形が変わっている。


 所々に糸の塊が見える。恐らくヘルガさんが糸で皆と龍鬼人たちを守ってくれたんだ。


 ヘルガさんを探そうとすると通信がはいる。


 「イーリス、ハーディスで皆と龍鬼人たちを二キロ後方の魔法陣で国に送れ、直ぐに陣を壊せ。これは命令じゃ」


 直ぐに行動に移りつつ、ヘルガさんの機体を確認する。後ろ姿だけど相当のダメージで十六本あった背中の脚が半分以上もげたり折れ曲がってる。


 涙で滲む視界に皆と龍鬼人を捉えハーディスで後方に運び、私のリヒトファエルもヴェルカーを途中で掌に乗せて全力で退避。


 今だに後方ではヘルガさんが仁王立ちで糸を使って私達に魔力波が来ないように防いでくれている。


 口いっぱいに広がる鉄の味。私じゃだめなんだ……………ギリギリと歯が鳴る。足手まといにしかならない……………。


 少なくとも敵は三個体以上。ヘルガさんでもあんなデタラメな奴に囲まれたら…………今は全速でヴァルグランに戻り援軍を連れて来る。


 「だ〜いじ?」


 敗走する私と入れ違いに戦場に向かう黒い影が私達に呼びかける。私とヴェルカーはありったけの声で叫ぶ。


 「ヘルガさんを助けて!」


 絶叫に応えて後方に消える黒い影は一言。


 

 「ま〜かせて」


 護りの蜘蛛神の対となるヴァルグランの最強神が一人、拳の大賢者マリアさんが戦場に降り立った。



 


 


 


 

 正真正銘のラストバトルの始まりです。

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