肉球大会(笑)と十六夜(ミィ ミィ ミィ)
久々に更新でございまする。
今回もぬこの為に魔族が暴走してますが(笑)残り半分は十六夜さんが占めてると思われます。
そして始まった(ドロドロ、ベタベタ突き進んでGO(笑))ですが......
まず最初に待ち受けるはトリモチ(粘着性(強))
「くの!このトリモチ粘着性が高!ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「いやー!服が剥がれないー!」
「何か嫌に強力じゃないか?あのトリモチ?」
「ああ、あのトリモチは90度縦にしてもそのままだと落ちないくらい張り付き凄いですから」
(ちなみに例をあげると、東京フ〇ン〇パークの張り付く壁が強化されたものだと考えてください(笑))
それをクリアすると次は泥沼。
「どわーーー!深いーーー何で胸辺りまであるんだよこれ!!」
「いたーい、目に入ったー」
「ひぃ!何かが足を触った!」
そしてラストはスライムぬるぬる地獄。
「ぬわーーーーーーぬるぬるがーーーーぬるぬるがーーー」
「いやーーーーーーーー!服に入ってきたーーーーーー!!」
「誰だーこんなの考えたのー(棒読みな上に、スライムに襲われている女魔族を見て、鼻の下を伸ばし鼻血を流している男魔族(笑))
「こっち見んなスケベ!!」
「おぐぅ!!」
ちなみに、水着等は誰も着ていません。
初めてなので皆服を着て競技に挑みましたが、服がドロドロのべチャべチャのエロエロになってます(笑)
その様子を魔王様がどんな風に見ているかと言うと......
「おー、皆大変そうだなー、なーぬこー?」
「ミィ?」
魔王様子ぬこを撫でながら語りかけてます。
あんまり見てません(笑)
「あなた皆が可愛そうですよ?ね?ミィちゃん?」
「ミィ ミィ」
そう言いながらアイリさん子ぬこの喉を人差し指でゆっくりと撫でてあげています。
周りは阿鼻叫喚ですが、ここだけはのんびりした空気が流れています。
そして競技は進み、今は昼休憩になった頃彼女は現れました。
城の城門は<ズガーン!>という轟音と共に破られ、それと同時に素早く小柄な影が場内に進入して......
コテッ ガンッ!
...何も無い所でこけました。そしてそのまま顔面を床で打ちつけました。あまりの痛さに両腕を顔に当ててゴロゴロと転がって悶絶してます。
......何やってるんでしょうこの人?
「やははひぃ!(やかましい!)...う”ーーーーーー...」
......ナレーションに口出ししないで欲しいものです。
ちなみにこの進入した方の特徴を言いますと。
女の子。
身長150cm程度。
額に白いハチマキを巻いて、髪の色は茶色でセミロングの髪型をしています。
服装は巫女と武士の服を混ぜたような服を着ています。
武器は腰に刀を差して帯刀しています。
足元は足袋に草履です。
......何かこけた理由が良く分かります。
まあ本人に(ドジッ子属性)が有りそうですが。
「くっ...こんな所でこけている場合ではないのじゃ!若に...いやあの馬鹿に物申さんと!」
そう言って涙目で鼻を押さえながら女の子は城の奥へ走り出しました。
ーーーーー
「着いたか」
「?どうしました?あなた?」
「いやな、十六夜が戻ったようだ」
どうやら魔王様、人の魔力を感知できるようです。
「出迎えねばな、アイリ、こいつを頼んだ」
そう言いながら名残惜しそうに魔王様はアイリさんに優しく言いました。
「ミィ?」
「お出迎え頑張ってくださいあなた」
「ああ」
そして魔王様、マイクを通してスピーカーで協議中の魔族に呼びかけます。
『あー、あー、テステス...大丈夫だな、皆、今十六夜のちびっ子が城に帰ってきた。少し騒がしくなるが気にしないように』
魔王様がそう言うと。
「あーおチビさん帰ってきたんだ」
「小さいから可愛いのよねー、あの子」
「じゃあ一時競技は中断だな、おチビちゃんが帰ってきたんなら」
そう言いながら皆は競技場から離れていきます。
「誰がちびっ子かーーーーーーーーーーーーー!!」
そう言いながら噂された人物が現れました。
「来た。ちびっ子」
「お帰りー、おチビさん」
「相変わらず小さいなー」
「撫でさせてー」
「お前らーーー!!」
言いたい放題、言われたい放題です(笑)
そしてちびっ子と言われた小さな女の子は、腰から刀をスラリ と抜き放ちます。
「この馬鹿、何か言い残す事はあるか?」
女の子が刀を正眼に構え、自分の正面に歩いてきた魔王様に言い放ちます。
それを聞いた魔王様は、のんびりとした表情で頬を人差し指でかくとこう言いました。
「相変わらず18にもなったのに小さくて可愛いな十六夜は、ああ、そう言えば2日前に誕生日迎えたんだったな、おめでとう」
「え?」
カラーン...
十六夜の手から刀が落ちます。
「な...なななななな!可愛いなどと言って誤魔化されんぞワシは!...まあでも誕生日覚えててくれたのは...アリガトウ...」
十六夜さん顔を真っ赤にした後、下を向きました。
そんな十六夜さんに魔王様は近づいて優しく頭を撫でます。
「もう子供じゃないのじゃから頭を撫でるでない!」
そう言いながら十六夜さんはぺしっ!と魔王様の手を払いのけます。
すると魔王様。
「そうかそうか、十六夜はもう子供じゃないかー、じゃあこうしようか」
ぎゅ
十六夜さんを抱き締めました。
「にゃあああああああああああああああああああああ!!なななななな何をいきなりするのじゃーーーーーーーーー!!」
「はぐ」
「ひやああああああああああああああああああああああ!!みっ!耳を!耳を甘噛するにゃああああああああああああ!!」
「あっはっはっはっは、十六夜は可愛いなぁ」
もう十六夜さん目をグルグル回して大慌てです。
「なああれ魔王様気がついてないのかな?」
「気がついてないでしょあれは、十六夜から好意を向けられても今まで気がついてなかったし」
「あれはちゃんと真正面から言わないと気がつかないと思うよ俺」
「小さい頃から面倒を見ておったからのぅ、無理も無い」
魔王様結構ニブチンのようです。
「ほーら、こちょこちょこちょこちょこちょ!」
「いやああああああああああああああああああああ!くすぐるのは勘弁ーーーーーー!!馬鹿!、エッチ!、スケベーーーーーーーーーーーー!!」
その時事故が起こりました。
いやまぁ起こるべくして起こった事故と思うのですが。
ふにゃ
「あ」
「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
十六夜さんの女性特有の柔らかな場所を思わず掴んでしまいました。
「わー...魔王様さいってー...」
「女の子の胸触るなんて信じられない」
「わー、羨ましいー」
「いや、そいういう問題じゃないだろ?」
「いや、今のは事故であって触るつもりはなかったんだよ!」
「ほんとかなー?」
「本当だって!!」
「アナタ......」
「いや、信じてくれアイリ!」
「いえ、そうではなく十六夜さんが...」
「へ?」
そう言われて魔王様が十六夜の方を向くと、十六夜さんボロボロと泣きながら床に座り込んでます。
「「「「「「「なーかしたなーかしたー」」」」」」」
「うっ...」
魔王様泣かれるとは思わなかったのでオロオロし始めました。
そしてそーっと十六夜に近づき、十六夜に声を掛けます。
「十六夜?あー...その何だ?いやまぁ...昔みたいに遊び感覚でくすぐったのは悪かった。もうちびっ子じゃなくて十六夜も女の子?なんだよな触ったのはわるかっ......」
次の瞬間。
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパーーーン!!
「おぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶっぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ」
ボロボロと泣きながら十六夜さん、両手で平手打ちの連打を魔王様に決めています。
「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ーーー!馬鹿魔王、馬鹿男、馬鹿アホ間抜けーーーー!!」
何度も頬を叩かれましたが、何とか十六夜の手を掴んで止めました。
「離せー!バカー!」
「ああもう、コイツは!!」
そう言いながら魔王様十六夜を引き寄せ抱き締めます。
こうすれば叩かれないと思ったようです。
「ひう!」
「ああもう悪かった。好きでもない奴に胸触られたらそりゃ嫌だろう、すまなかった」
「違う...」
「へ?」
「分かってない!エルンストぜんっぜん分かって無い!!馬鹿!」
そう言いながら十六夜さん魔王様を突き放ち走っていきます。
それを呆然と見ながら頬に回復魔法をかける魔王エルンストさま。
そう言えばやっと魔王様の名前出ましたね(笑)
「何なんだ?」
「あなた」
「ああアイリ、一体何であんなに怒ったんだ?」
「本当に分かりません?」
「うん」
そんなエルンストさんにアイリさんため息をつきます。
「あの子はあなたの事が好きなんですよ」
「それは知ってる」
「あなたの知ってる好きは親愛の好きでしょ?あの子の好きは異性を好きのLOVEですよ?」
「は?」
エルンストさん鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔してます。
「十六夜が俺を??」
「ええ、ここに居る皆が知ってますよ?」
「ええ?」
そう言われて周りを見渡すと、周りの魔族全員がウンウンと頭を上下して頷いています。
「......知らなかったの俺だけ?」
「そうですよ魔王様、流石メガトン級の鈍さです」
「悪かったな!...うわー、俺どうしたら良いんだろ...いや答えはいくつかあるんだけどこれはどれだ?」
そう考えているエルンストさんにアイリさんが話しかけます。
「あなた。私は構いませんよ?」
「......本当にいいのか?アイリ?」
「ええ、あなたは私を絶対に愛してくれるでしょ?」
「それは勿論絶対に愛してみせる」
「じゃあ大魔王の妻が増える位は許容しなくちゃね」
そういいながらアイリさん、エルンストさんにウインクをします。
「あの子を迎えに行ってあげてあなた。第二夫人を」
「分かった」
そう言いながらエルンストさん魔力を感知しながら、十六夜さんを探しに向かいました。
「ほんっとうに鈍い魔王様だよな、恋愛に関しては」
「ほっとけ!」
一方の十六夜さん。
「ばかぁ......エルンストの...魔王様のおおばかぁ~......」
柱の影でボロボロ泣きながらエルンストさんへの愚痴を言っています。
「ぜんっぜん私の気持ちなんて知らないんじゃ...」
「ああ、そうだな」
「ひぃ!!」
突然現れたエルンストさんから逃げようとしますが、襟首を掴まれて首が絞まります。
「きゅう!」
「あ!悪い!」
「えほっ!えほえほ!何するんじゃ!!」
「お前が逃げようとするからだ」
「う~......」
十六夜さん、エルンストさんを睨みながら唸っています。
「十六夜、話がある」
「何じゃ?私にはないぞ?」
「お前にとって良い事だ」
「私にとって?」
十六夜さん可愛い仕草で首を傾げます。
「十六夜」
「何じゃ?」
「お前俺の事好きなんだってな」
「にゃあああああああああああああああああ!だっ...誰が...そっ...そんな事おおおおお!」
「アイリとか皆」
「いやああああああああああああああああああああ!やめてええええ!恥ずかしいーーー!」
「アイリ」
「なによう!!私を辱めて殺す気?」
「俺の第二夫人になる気はあるか?」
「へ?......第二夫人?ええそう、第二夫人...えええええええええええええええええええええええええ!!」
十六夜さんもう動揺しまくりです。
「なっなななななな...」
「正直、俺は鈍いみたいだ。皆が気がついているのに俺は全く気がつかなかった」
「エルンストぉぉおおおおおお......」
十六夜さん泣きそうな顔してます。
「そんな俺でも良かったら...嫁に来い!」
エルンストさん十六夜さんの反応を待ってます。
「本当に?」
「ん?」
「本当にエルンストの...お嫁さんになっていい?」
「ああ、いいぞ」
エルンストがそう言った瞬間、十六夜さんがエルンストさんの胸の中に飛び込みます。
「ばかー、ばかあああああ、エルンストのにぶちんー、遅いよぅー...」
十六夜さん、ボロボロと泣きながら悪態をついてます。
「泣くな十六夜、お前の笑顔が俺は一番好きだからな」
その台詞を聞いて十六夜はキョトンとしますが、その後に笑顔になりそのまま抱きつきます。
「エルンスト」
「ん?何だ?十六夜」
「だーいすき♪」
何とか収まったようです。
ちなみに競技はその後再開し、男魔族が優勝しました。
ちなみにその男魔族は他の魔族から嫉妬の目で見られていました。
まあ、何だかんだいって今日もここは平和でした。
「何じゃ?このふわふわで小さな生き物は?」
「ミィ ミィ」
多分、続くかもしれないと思われる。
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