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第四話 帰宅

 授業が終わると帰宅する。それが当たり前である。

小学3年生の用・信も帰宅しようとしていた。

信は校内地図で確認していた。

「さて、帰りますか。えーと正門までここから…

10キロ?!?…冗談じゃないよね?えぇ。本当だ…」

困っていた信君を元請君が声をかけようとしていた。

「よぉ!帰る方法に困っているかい?」

「元請君。あの…10キロも歩かないと行けないですか?毎日キツイですね。」


「…何言っているだ。移動はもちろん学電車やろ。

ここの近くに金融中央駅があるやろ。そこから正門駅まで行けばいいよ。はい。移動費1,320コウチョー」

と、ポンと安いもんと見せるように2,640コウチョーを渡した。

「え?いいですか。明日の分まで貰ってしまって。」

「全然いいで。金だけは腐るほど持っているから。じゃ。自分はタクシーで帰るわ。明日からよろしくな。」

 元請君はタクシー乗り場へと向かった。


 金融中央駅に向かって券売機で切符を発行し、駅員さんに渡した。切手の一部を丸く切って自分に返した。駅員はもちろん生徒だった。

 ホームで待っていると5分も経たないうちに電車が来た。電車の運行は流石に生徒だった。

電車のドアが開くと、人がぞろそろと乗り始めた。


 電車が走り始めると

「中央給食室前駅」「中央職員室前駅」「校長室前駅」の駅を止まり人がぞろそろと降りたり入ったりを繰り返した。


そうするうちに

「正門駅」についた。先生生徒に関わらずに駅からずらーと降りた。

 

 ー正門駅に降りると切手を捨てる箱があったのでそこに入れた。

正門駅から出ると、そこには普通の住宅街が広がっていた。後ろには大きな駅がある異色単だった。

 僕の家は正門駅から歩いて8分のところにあるが、それよりも家が遠い人は

「鉄道」もしくは「バス」「タクシー」を使って移動する。使う通貨はもちろん「コウチョー」だった。


 私は明日からもこの地獄の学校に登校しないといけないかとドキドキしながら、家へと向かった。

         終わり


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