国と用語(諸外国交流編まで)
三本投稿三本目。まだ出てきていない地名もありますが近々登場するので許してください。
・ギルレオン王国
王政であり現支配者はロイド・ギルレオン。キルクルス三国の一つ。
黄金平野と不帰の森から構成された小さな王国。黄金平野を管轄するギルレオン三大貴族及びその配下の小貴族達による税収で国が成り立っている。特産品は果実と麦でその収穫量もかなりのもの。
軍隊は騎士軍と魔法軍、そして海軍の三つだが戦力的には他の国よりもかなり劣る。ただし軍の設備である訓練場だけは立派な物で、民衆を招ける造りになっており相当に巨大である。
・ゴケンコウ共和国
共和制のため絶対的支配者はいない。国の取りまとめをしているのがオルカの血筋のため、便宜上その家の長男が王と呼ばれることが多い。ギルレオン三国の一つ。
海に面し、熱砂と灼熱の太陽に愛される国。リゾート地として人気であり、キルクルス三国だけでなくチョウアン霊峰国からの旅行客も少なくない。特産品は魚と調味料であり、ゴムの販売も行われているらしい。”巨神様”という存在が御伽噺として語られているそう。
軍隊は騎士軍、魔法軍、そして海軍。ただし他の国と比べると小規模である。
・ショクチェンドゥ武装国家
王政であり現支配者はホーク・ショクチェンドゥ。キルクルス三国の一つ。
山々の連なる連山地帯を縫う様に築かれた武装国家である。技術力も素晴らしくキルクルス三国の中で最も発展を遂げているといっても過言では無い。特産品は綿花、麻、羊毛などで、ガラス細工や火薬の生産も盛んである。
軍隊は騎士軍と魔法軍のみ。ただしその内訳にはキルクルス最強と名高い飛竜騎乗防衛団も含まれているため、軍事力はかなり高い。
・チョウアン霊峰国
王政であり現支配者はベア・チョウアン。
平原や森、山など豊かな自然からなる国。他に類を見ないほどの発展を遂げており、様々な偉人達がこの国から誕生している。首都はショクチェンドゥと似て山道を縫うように作られており、首都以外の都市もかなりの発展を遂げている。特産品は酒や紙、そして野菜や果実といった食料など。この食糧は隣国であるペルティーダにも輸出されている。
軍隊は騎士軍と魔法軍、そして海軍の三つ。その戦力も非常に強力である。
・ペルティーダ共獣国
王政であり現支配者はルー。国の中で最も強い者が王になれる。
砂漠に建つ獣人達の国。食料を自給するのが大変難しく、その供給のほとんどを隣国であるチョウアンに頼っている。かつては血を血で洗う戦いが行われていたが、ペルティーダ獣国国王がその戦乱を治め、ペルティーダ獣国を獣人達が”共”に生きる国へと作り上げた。
そんな彼もペルティーダに現れた災禍の魔人との闘いの中で命を落としてしまった。特産品は宝石類と香辛料、特に宝石類はペルティーダの生命線でもある。
軍隊は無い。ただ国王を守る小規模な親衛隊は存在している。
・ミズガルズ妖精国
法はあるものの統治者はいない。ただしその法を整備したのがクゥエンディのため、実質的な王は彼である。
スカラの魔境とヴェルデ骸国家に隣接する森林の国。光妖精あるいは闇妖精が人間に近づいた種族であるエルフとダークエルフが主な住民なのだが、現在この二種族間の間で対立が生じているため実質的に国内が二分化されている。特産品は建国祭編にて。
軍隊は無い。
・ティカル平和主義国家
一応の支配者はイズナ。実質的な行政は対応する省が行っている状況。
海浜沿いに立つ妖人達の国。都市の近くに山はあるものの、その領土の大半は平原と竹林で占められており、ティカル独自の食料品が生産がされている。元々は小国だったのだが色々あってここまで大きくなった、平和主義を名乗っているのもこれに起因するとのこと。ティカルからしてみると大変不本意な状況らしい。特産品は建国祭編にて。
軍隊は無い。
・ヴェルデ骸国家
一応王政。支配者たるヴェルデの眷属である骸骨と、知性を持たない強力な魔物しかいない。
人の住めない荒廃した大地に建つ謎に満ちた国?かつて激しい戦乱のあったこの地には戦いで死んだ戦士達の恨み、そして怒りといった負の感情が蓄積されており、そう言った物を好む魔物が蔓延った結果、いつの間にやら人が踏み入れるほどの地獄となってしまっていた。
強力な騎士軍を保有しており、恐怖の象徴として様々な国で語られている。
・スカラの魔境
瘴気に満ち、万人も踏み入れられない謎の大地。法も政治も無く、あるのは魔王フェルシアの住む幽冥城だけである。
・ソーン大帝国
皇帝の言うことが絶対である言わば絶対王政。皇帝になれるのは皇帝に打ち勝った者、あるいはその後継に選ばれた者。
砂漠と平原からなる覇権主義国家。常に戦線を拡大しており戦禍を各地にまき散らしている。
軍隊は騎士軍、魔法軍、そして海軍。これら全て非常に強力であり、人間の国の中で類するものは無いだろう。
・セキモ新生国
不帰の森に興った新しい国。未だ発展途上のためこれからに期待。住民はゴブリンとフォレストウルフしか見つかっていないが、実際は隠れるように生きている種族達がもう少しいる。
・剣術
この世界には幾多もの剣に関する流派が存在し、そう言った物をまとめて剣術と呼ぶ。そして剣術があるので当然槍術や斧術も存在する。
剣術は自分の肉体だけで行使出来る技と闘気が必要な技とで分かれている。闘気を防ぐためには闘気をぶつけるしかないため、一定の練度に達した戦士たちは皆闘気行使の練習に精を打ち込み始める。
そして闘気には放出する場合と纏う場合があり、前者の場合は後者に比べて会得しやすく、広範囲かつ高威力な技を行使しやすいという特徴があるが、闘気を相手に奪われる可能性が生まれる。それを防ぐためには意志を強く持つ他無いため、武の極致に立つためには心の修業も必要となっている。
また高位の剣士であれば自らの技を生み出すことがある。”朧霞”や”インペリアルブレイド”もその一例である。
・魔法
魔素を行使したり精霊に頼んだりして起こせる特殊な事象。火、水、風、土が魔素を必要とする基本の魔法であり、その四属性の応用である音、氷、雷、力、そして光魔法、闇魔法、調教魔法、召喚魔法など魔素以外にも条件がある魔法、更に死霊魔法や妖術など”能力”に限りなく近い性質を持つ魔法なども存在している。そのため魔法の分類全てを網羅するのは大変難しい。
基本的に魔法は下位魔法、中位魔法、上位魔法、最上位魔法、そしてそれらの応用系と軍勢魔法の系九つが魔法の基本形となっている。ただし高位の魔法使いであればこういった魔法を応用し、新たな魔法を作り出すことも可能。例えばリュートが扱う”収納”や”転移”もその一例である。
・能力
特殊な事象を扱うための権限の様なもの。一般に馴染んではいるが未だに謎の多い存在である。
現時点で確認されている種類は基本能力、応用能力、特質能力、究極能力、至天能力の五つであり後ろになるほど強力、ただし究極能力と至天能力の差はほとんどない。特質能力以降は持ち主の願望が色濃く表れるため、その性能は千差万別。基本的にこういった能力は同格かそれ以下にしか通用しない。ただし自己強化系はその限りではない。
・進化
一言に言うと種族の変化の事。人間なら一定以上の経験を積むと行われるとされている。魔物の場合は経験に加え、名付けによっても行われることもあるらしい。人間も魔物も進化の際には”眠る”必要がある。ただしその長さは様々、進化が一瞬にして終わるのなら眠る時間も一瞬である。
・魔物
名付けによって進化する種族を魔物という。大抵の魔物は人間を見かけた時点で襲ってくるため、逐一名付けて魔物かどうか確認する必要は無い。
魔物の種類は様々であり当然その強さも様々である。強い種族ほど名付けの際に払う代償が大きくなり、場合によっては命を奪われる事もある。
・名付け
魔物に名前を付ける行為。名前の付いた名前はより強力な力を得る、或いは強力な種族へ進化する。ただし名付けの際には名付け主が代償を払う必要があるため、行う際には細心の注意が必要である。また名付けられた魔物は名付け主に逆らうことが出来なくなる。名付けの上書きは名付け主が死亡したケース以外の例は無い。
・悪魔
下位悪魔、中位悪魔、上位悪魔、悪魔王の四つの種族からなる魔物。ただし実際に発見されているのは上位悪魔までで、悪魔王は上位悪魔の証言からでしか存在を確認出来ない。悪魔は契約に従順であり誠実、故に契約を破る者は例外なく命を奪われる。上位の存在に近づけば近づくほど人間の姿に近づく事が判明している。具体的には魔人くらいそっくりの様だ。
・魔結晶
凄まじい魔素含有量を誇る、固くて黒い金属。一般に魔素を多く含むものほど固くなるのだがこれほどまでに魔素を含むケースはほとんど無く、滅多に発見されることが無い。ソーン大帝国がこの物質の研究に乗り出しているようだが・・・。
次回から建国祭編です。恋愛色が大分濃くなると思うので苦手な方はご注意ください。
次の投稿は四月二十日です。来週あたりから週二投稿に切り替えていこうと思います。




