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戦闘シーンはまだです。
この回は村の会議ですかね
村の大人達は皆村長の家に集まっていた。
議題は勿論隣村が襲われた件についてだ。
「皆良く集まってくれた。先ずは感謝しよう、これから村の命運を賭けた話し合いをする遠慮なく意見をして欲しいのじゃ」
村長は60代前半には見えないくらい覇気がありまさに全身全霊をかけこの場に臨んでいる。
「まずはそうだのう紹介しよう隣村の代表のコゾンじゃ」
「コゾンだ、時間が余りないから要点だけを話す」
コゾンと呼ばれた30代中頃の男性が隣村の生き残りの人達を代表して集まった数人の中から一歩前に出て話を切り出した。
隣村の人達は大なり小なり怪我を負っているようだ。
コゾンの左腕も棍棒等で殴られたのか赤く腫れ上がっていた。
「ゴブリンの数だが皆必死で逃げたのでそこまで正確な数はわからないがだいだいの目安を話すからな」
「ゴブリンが500近くその中には多分ゴブリンソルジャーやアーチャーも混ざっていた。それにゴブリンメイジらしきものが2、30体後はゴブリンナイトが2体にゴブリンジェネラルも一体確認できた」
(ゴブリン一体ならば戦士でもないただの村人の大人達でも竹槍などを持てば2人で充分に倒せる)
(ゴブリンメイジはゴブリンには珍しく知能が高く初級魔法程度は使う事が出来る厄介な存在だ村人では太刀打ち出来ない)
(ゴブリンソルジャー、アーチャー等はゴブリンの戦士階級に属する存在で村人が相手にするなら一体につき10人程度必要になる)
(ゴブリンナイトはゴブリン達の最精鋭でとてもでは無いが村人では太刀打ち出来ないゴブリンナイト一体で村など簡単に壊滅に追いやって仕舞う)
(ゴブリンジェネラルはゴブリンの最上位に属する存在で滅多に生まれないその上になるとゴブリンキングしか居ないがこちらは数十年確認はされていない)
その言葉にこの場に集まった皆は一様に顔を青ざめさせもうダメだと言う声まで聞こえだすしまつだ。
「皆不安なのもわかる儂だって今直ぐに逃げ出したいわい、じゃがの逃げるにしても皆が好き勝手に逃げ出せば余計に混乱が起きるそれにゴブリン以外にも村から離れれば違うモンスターの餌食じゃ生き残る為にも逃げるなら皆で一塊りになり逃げるのが1番生存確率が上がろうて」
「そうだ!村長の言う通りだバラバラで逃げたら1人の所をモンスターに、でも襲われてみろ確実に死ぬぞ!だから落ち着け先ずは早馬を領主様にだし助けを要請する事が先決だ後は近くの村にもだ」
バンが村長に続いて皆に喝を入れた。
すぐさま領主と近くの村にも早馬を出した。
その後様々な意見が飛び交ったがやはりこの村を棄てる事に決まった。籠城は如何だろうと言う意見もあったがこの村の柵ではとてもでは無いがゴブリンの大群の前では無力だろうそれに村人は精神的にも籠城には耐えられないだろうなんせ外にはゴブリンの大群が自分たちを襲う為に集まっているのだからなのでその案は却下された。
他にも案が出されたがどれもいまいちで確実性に欠けたりとそれに命を賭けることは出来なかった。
なので最終的には村を棄てる事に皆が賛成した。
勿論簡単な事ではない先祖代々慣れ親しんだ土地だ離れる事などしたくはないが命には代えられないまさに苦渋の決断と言えるだろう。
「村長ただ逃げたら直ぐに追いつかれるかもしれないから少し細工を施してもいいか?」
そう言ったのはバンだ。
「何かアイディアがあるのか?」
「ああ皆には本当にすまないと思っているがこの村を破壊する事になってもいいかすまねぇこの通りだ」
バンは村人達に土下座をした。
「バンさんどうしても必要かい?」
声をかけたのはルシオスの父親のロビックだ。
「ああ、そうでもしねぇと追いつかれる可能性が高いほんとにすまねぇ」
「わかりました。私は賛成します」
ロビックはバンの誠意のこもった目を見て皆の為を想っての発言だと理解し賛成した。
他の皆にもその想いが伝わり全員が賛成してくれた。
「なら俺もその細工に手を貸そう人手が要るだろう?」
真っ先に協力を申し出たのはジュリーナの父親のミダスだ。
他にも数人協力を申し出た。
「隣村の者達も悪いが準備を手伝ってくれんか?」
「ああ、勿論だ」
意見が纏まったので村長が「よしでは皆の衆急いで逃げる準備をするぞいでも慌てるではないぞ慌てるほど余計に時間もかかるし怪我もするからのう」
「わかった」
「おう!」
「わかりました」
皆口々に了承の返事をした。
大分話し合いで時間を費やしてしまったので急いで逃げる準備をしなければならない
隣村まで歩いて半日馬車や馬などでは6時間程かかる。
ゴブリン達は速くはないが二、三日は歩き続けれる程にタフな為大体この村までは8時間程だろう。
村人達の会議は2時間程かかり逃げる準備もあるので残された時間は短い。
次回戦闘予定?
出来ればですね(^o^)




