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邪悪な犯罪少女たちの異世界物語  作者: ハゲゴン21
6/10

社会的に\(^o^)/オワタ

「それで本は?」

「実はその本、私が持っていて・・・」

言いかけた瞬間、足元から亀裂音が聞こえた。

「え?」

亀裂が広まり、崩れた。

「うわああああああ!!?」

全員が悲鳴を挙げた。

「!?」

セロは落ちる瞬間、ズボンが砕けた床に引っ掛かり破けた。

「死ぬーー!!?」

地面に頭から激突した。

「痛たたた・・・もう!」

星羅は頭を抑えながら目を開けた。

目の前に、カメラを構えて、口を開けて硬直している大勢の人が広がっていた。

「え?ま、まさか・・・何かの集会でしたか?ねえ、皆・・・」

星羅は震え声で後ろを振り向いた。

後ろを見ると、瓦礫が小範囲に広がり、その中に、倒れているスーツ姿の男の顔の上に、下半身裸のセロの金玉が乗っているのが見えた。

「何あれ!?変態がいる!!」

静は叫んだ。

「・・・」

星羅は上を向くと、阿部 腎臓 総理大臣 演説会と書かれた幕が張ってあった。

「ああ・・・」

星羅が力なく座り込んだ瞬間、

「てめぇ!!」「クソ野郎!!」「変態野郎!」

数10人以上のSPらしきスーツ姿の人達が星羅達に罵声を発せながら向かってきた。

「オウ!シエット!!」

セロは苦痛の表情を浮かべ、いちもつを抑えながら転がった、

「この変態野郎が!!」

「グウ!?」

SPに顔を蹴られた。

「これテレビカメラ!?映っているの!?」

静はカメラを覗き込んだ。

「人生オワタ!!ハハハハ!!」

鈴鹿は泣き笑いした。

(ああ・・・寝るか。)

星羅は横になった。

数分後手錠を掛けられ、パトカーに連行された。


セロは顔を真っ赤にしながら頭を抱え、鈴鹿はこれは悪夢だと現実逃避をし、静は刑務所に行ける事で興奮(好奇心)状態で、星羅は何も考えずボーとしていた。

星羅はボーと車の外を見ていると、夜空に大きな影が見えた。

「え!?」

大きく目を見開くと、ドラゴンのシルエットをした影が、羽ばたいていたのが見えた。

「ど、ドラゴン!!?」

思わず叫んだ。

「何言っているんだ!!そんなの当たり前だろ!」

警察官に怒鳴られた。

「え?そうなの?」

「大人しくしてろ!」

「・・・」

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