二章一話 『ボードゲーム』
どうも!最近寒くてお腹がすぐに痛くなるパル猫です!
先週投稿出来なくてごめんなさい!また今週から頑張ります!
ヴァレニシア帝国が滅んで獣人達がアルビオンに来てから一ヶ月程たった。開拓は順調に進み今では街と呼べるくらいには大きくなった。1つを除いては…。
間の前にそびえ立つアルビオン領主の屋敷…いやもうどうみても城…どうしてこうなった…。
初めは普通の屋敷だったのに少しずつ拡張していってそれが楽しくなって…いつの間にか城になっていた…。まぁ街の皆は喜んでいるしいいか…。
アルビオンはたった一ヶ月で出来た街ということもありファルネシウス王国では有名になった…が、しかし海側にあるパーネル王国や大陸中央にあるウラニス商国などにはあまり名は売れていない。
まだウラニス商国の商人達がファルネシウス王国へ行くときに通るのでこれからウラニス商国の方にも名が売れていくとは思うのだが。なにより出来たばかりの街で特産品などが全くない。
「なにか名物だったり作らないとなぁ。」
「マスターはなにかお困りのようだね?僕がお手伝いしてあげようじゃないか!」
そうやって執務室のお菓子を爆食いしていたイヴがルークが座っている机を叩きながら言ってきた。
「いや…まぁうん…頼むわ。」
言葉を濁したのは断ろうとするとイヴが悲しそうな顔をするためだ…このあざとさ無意識でやってるのなら本当に末恐ろしい。
本当にあざとさマックスでやってるのはリシーの方なんだけどな…おっと寒気がしたのでこれ以上言うのは控えよう。
「それじゃぁイヴなにか案があるか?」
「えーと…ほらマスターの魔法水って凄く美味しいよね!あ、あと土造形の人形とか!」
あーうん、それどっちも俺が作らなきゃ駄目なやつじゃん?それに土造形じゃなくて創造のほうだしね?
「そ、そうだね。……ん?そうか自分で作ればいいじゃないか!」
―創造:リバーシ―
そう言うと8×8の盤と直径4~5センチ程の表は白で裏は黒の駒が64個出来た。材料は収納の中に入っているいつ取ったかわからない木材だ。
「なにこれ?ボードゲーム?チェルズみたいな?」
チェルズとは異世界版のチェスで将棋とチェスが合体したような感じのゲームだ。昔は大分ダレンに付き合わされだよなぁ…あいつゲームに関してはめっぽう弱いからな。
「チェルズよりは簡単だぞ。誰にでも出来るし作ろうと思えば誰にでも作れる。」
「材料が世界樹なこと以外は誰にでも作れるかもね…」
適当に取ったが材料はどうやら世界樹のようだ。どうりで魔力が伝わりやすいはずだ。
「そ、それよりどうやって遊ぶの!?」
「簡単さ陣取りゲームみたいなものだからね。こう同じ色で違う色を挟むとそこが裏返って自分の物になる。まぁ逆に取り返されることもあるから気を付けて。最終的に自分の色の駒が多い方が勝ちっていう簡単なゲームさ。」
「へぇ?やってみようよ!」
そう言って付き合ってしまったのが運の尽きだった…。
一回戦目
「これ面白い!もう一回やろ!」
「あぁやればやるほど強くなれるしな。」
五回戦目
「まだまだもう一回!次こそ勝つんだから!」
「まだ負けるわけないだろう?」
十回戦目
「絶対次こそ勝つんだから!」
「そ、そろそろ…」
二十回戦目
「うー、なんで勝てないのー。」
「な?そろそろな?」
三十回戦目
「勝った!勝ったよマスター!」
「あーうん…良かったね…。」
俺は誓ったもう絶対リバーシなんてしない…と。
あ、そういえばこれ商品化すればいいじゃないか…くそぅ
平和的な日常を送りたいものです…ww




