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剣の墓標、春の城  作者: 銀野
無印
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10052日目


そこいらじゅうを掘りおこすのに丸一日かかり、ようやっと見つけた、目当てと思われる剣は完全に錆びていた。

……いかん、一行で終わってしまった。

今日の日記がこれだけというのもどうかと思うので、錆びてしまったと思われる要因を独断と偏見で述べておく。


この場の守りをしていた私の配下は、見た目こそ卑猥卑猥と仲間うちで囃し立てられる対象であるが、自他ともに認める勤勉な性格である。

故に、本当にこの場から10メートルと離れなかったのではないかと私は思う。

生活全てをこの上で行っていたとするならば、ゴミやら水分やらの関係から金属が錆びることは道理である。


因みに、錆び切ってはいたが剣自体には覚えがあった。

確か、以前の配下達の喧嘩の際に、頼まれて私が力を分けた剣だった。

寝ぼけた状態で術を行った為に力を与えすぎ、触れたもの全てが爆散してしまう魔剣となってしまったのは、忘れ去りたい過去である。


本当に、錆びていて良かったと思う。



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