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剣の墓標、春の城  作者: 銀野
無印
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10051日目


飛躍的に力量が上がったこともあってか、特に問題無く山頂につくことができた。

因みに、山頂を守っていた私の配下は既に疎開しており、命令遵守派の天使達が邪魔をしてくる以外には至極平和な道程であった。

流石は中間管理職。

引率も手慣れたもので、安心して任せていられる。


ところで何故山頂に向かっているかというと、そこには対兄の性質を持つ武器が眠っているからとの中間管理職の話であった。

……覚えがない。

記憶が遠いが、対兄物質なら、好むと好まざるとに関わらず絶対に私が一枚噛んでいる筈なのだが、全く持ってそんなもの覚えがなかった。

ただ、埋めた物がややこしいものであった記憶だけはあるので、非常に嫌な予感はした。


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