表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
剣の墓標、春の城  作者: 銀野
あらたなるたたかい
138/147

楽しみ:9年目、陽月、20日


もうすぐチビの九つの誕生日だ。

去年は勝手が分からず変態任せだったが、今年は俺も何かしらしてやろうと思う。


―――――――――――――――――――――――


【魔王付きメイド、カーミラの手記】


今日は氷の沼の主さまとタマさまがそろってわたしに

「年頃の女の子には何をやると喜ぶのだろう」

と聞きにいらっしゃいました。


多分、お嬢様のことだと思い、わたしは頑張って遠い記憶を思い出しました。


もうすぐ九つ。

確かその自分は、大人扱いされると喜んだように思います。

そして、きらきらしたものが好きでした。


そう伝えると、氷の沼の主さまとタマさまは揃ってどこかへ出かけてゆきました。


何を持って帰ってくるのか、人事ながらわたしはとても楽しみに思ってしまいました。

ブクマ、評価、感想等どうもありがとうございます。


すごく励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ