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剣の墓標、春の城  作者: 銀野
あらたなるたたかい
127/147

第一声:2年目、暮月、3日

チビが喋った。

はじめての言葉は「とと」だった。


悔しい。



―――――――――――――――――――――――


【魔王付きメイド、カーミラの手記】


今日、魔王さまもとい現在お嬢様がはじめて言葉をお話しになりました!


初めてのおことばは「とと」でした。

おとうさま、という意味だそうです。


わたしたち魔物には親子の何某はよくわかりませんが、ほわほわと美しく笑みながら「とと」と発するお嬢様を見ると、べびーしったーのやりだした「家族」というものは良いものだったのだとわたしは思いました。


当の、父親代わりのべびーしったーは先ほどから感動で涙が止まらない様子です。

干乾びるといけないので、折を見て水を持っていってあげようと思います。



ブクマ、評価、感想等どうもありがとうございます。


すごく励みになります。

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