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剣の墓標、春の城  作者: 銀野
あらたなるたたかい
126/147

タマ:1年目、初月、5日


チビは愉快犯の息子を気に入ったようだった。

何を話しているのか俺ですら分からないが、あうあうと引っ切り無しに話しかけ、息子も涎まみれになりながらもころころと遊んでやっている。

相性は良いようだ。


そこまで見極めてから、俺は変態と息子を引き合わせた。


変態も、息子を気に入ったようだった。

「犬なんて食えもしない乳も出さない贅沢品を飼えるようになるなんて!」

と感動した様子だ。

相変わらず屈折した男である。


魔王級が寄ってたかって本名を呼ぶわけにもいかないので、息子の愛称を決めた。

メイドも加えた壮絶なジャンケンの末、愛称は変態発案の「タマ」になった。

曰く、「お得感があるから」らしい。


人間の感覚は、イマイチ理解し難い。


変態は貧乏農村出身です。


ブクマ、評価、感想等どうもありがとうございます。


すごく励みになります。

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