表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
剣の墓標、春の城  作者: 銀野
あらたなるたたかい
123/147

動物的勘:1年目、暮月、16日


変態が唐突に「嫌な予感がする」言って作りかけのカレーを投げ出して別室のチビのベッドルームに向かった。

慌てて追いかけ、扉の所で追いつくと、目に入ったのはチビを抱えた不審者だ。


まあそこからは、言うまでもない。

魔王の城に入り込むくらいなのだからそれなりの力の格と背後関係がある相手だろうに、変態は問答無用で不審者を凍らせて粉々に砕いてしまった。


チビに擦り傷一つ付けなかった変態的な器用さは流石だが、こうなっては目的も黒幕も判然とせず、今後の対応策も場当たり的なものにならざるを得ない。


取り敢えず、常にチビにくっついていられるよう、本で見たおんぶ紐の製作をメイドに頼んでおいた。



余談だが、火にかけっぱなしだったカレーは焦げていた。


悲しい。



ブクマ、評価、感想等どうもありがとうございます。


すごく励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ