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39日目
いつもの鞄にあのひとの首を入れて、丸一日。
凍った沼地の最奥にケイメイの居城があった。
城、と言ってもこぢんまりとしたもので、使用人も居ないらしい。
そのわりには掃除も行き届いていて、ケイメイのマメさが伺えた。
変な扉を開くと妙な獣の唸り声がした(無論中を覗く前に速攻で扉を閉じた)他は、快適な住まいだ。
食事は自分で作れよ、と言われたので、あのひとの首をベッドに置いて、久しぶりにこれから炊事場に立とうと思う。
活動報告のほうでちまちま設定とか公開してます。
よろしければ。
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