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(67)お日さま

 気になっていたことの一つに、お日さまは疲れないんだろうか? という素朴な疑問が過去にあった。^^ 今はっ? とたずねられれば、その疑問は消えた・・と申さねばならないだろう。どうしてっ!? とくどく訊ねられるお方もおられようから、その訳をお話しよう。実は、お日さまもお疲れになるのである。では、その疲れをどう回復されるのか? ということになる。そういうとき、お日さまは雲の絨毯じゅうたんの上で寝息を立ててお眠りになっているのである。要は、疲れる身体をお休めになっている訳だ。^^ 浴室でシャワーやバスにおかりになっておられるのか? といった詳細までは定かでない。^^

 太陽光パネルが設置された、とある家庭の昼下がりである。空は澄みやかに青れ渡り、暖かな光が燦燦と降り注ぐ。庭に出た夫が洗濯物を干す妻に何やら言っているようだ。少しのぞいてみることにしよう。

「どうなんだっ?」

「なにがっ!?」

「なにがっ? って、アレだよっ!」

 夫はおもむろに瓦屋根に設置された太陽光パネルを指さした。

「ああ、電気代のこと?」

 夫は無言でうなずいた。

「まあ、当たりりがないくらいね…」

「当たり障りがない? それって、どういうことだよっ!?」

「だから、当たり障りがないくらいってことよ。お日さまに、ただで光をもらって電気代が安くなってんだから、それでいいじゃないっ!」

「いや、それはまあそうだけどな…」

「たまのお休みでしょ。疲れるからそんなことは考えない方がいいんじゃないっ?」

「ああ…」

 二人はポカポカと暖かな光を降り注がれるお日さまを、有難そうに思わず見上げた。

 お日さまも万物に光をお与えになられ、お疲れになっておられるに違いない…と私は推測をしている。^^


                  完

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