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(50)情報

 情報は多いほど便利だが、その反面、アレコレと思案させるから疲れる。^^ なぁ~~んだっ! 知らなくてよかったよっ! ははは…なんてことも多々ある訳である。^^ 昭和30年代前半は心が疲れることもなくいい時代だった。それはなぜか? と、原因をさぐれば、答えは歴然れきぜんとしている。残念なことに、情報が洪水のように氾濫はんらんしているからだ。なら、どうするっ!? という話になるが、今日はそのあたりを馬鹿馬鹿しく語りたい。例によって、聞きたくない人は美味おいしいものでも食べていて欲しい。^^

 ここはわずかに二軒残った、とある村である。その民家の老人二人が話をしている。

「おい達は、もう、年だからのう…」

「そういう気疲れするこたぁ~言うでねぇ~! うらも疲れるでねぇ~かっ!」

「ははは…すまねぇ~すまねぇ~。まっ! 宅配は送ってくるってこったから、食いもんの心配はねぇ~がなっ!」

「そうじゃ、そうじゃ! 情報は、へえるしのう…」

「そのことよっ! 最近の情報じゃが、悪い話が多いで、わしゃ~テレビ、見とりゃせんが…」

「それ、それっ! 離れたとこの情報、聴いてものう~」

「気が滅入るだけじゃ…」

「よけい、疲れるっ!」

「お前とこの婆さんも息子夫婦のとこへ行かんしたからのう~」

「ああ、婆さんの千切り大根も食えんようになったがっ! 食えん情報より千切り大根が食いてぇ~」

上手うまいっ! わしゃ~さばの煮つけがええがのう! わははは…」

「おう! それもよかっ! わははは…」

 二人は疲れることなく笑い合った。

 今後、時代が進むにつれ、気分が疲れる情報は濾過ろかして捨てる必要に駆られそうだ。^^


                  完

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