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(1)疲れる

 私達が生きている社会は、ア~~疲れたっ! と疲れることばかりである。^^ 時折り、皆さんもそうお思いになられたことがないだろうか? 私のような年齢に近づけば、そう思われることも増えてくるように思うのだが…。^^ まあ、それはそれとして、これからお話しするのは、そういった日々で起こる場面の数々である。そのまず第一話として、今日は総論的な疲れる原因を描いてみたいと思う。

 よく、心身ともに疲れた・・などと言う人がいる。疲れるのは何も肉体だけではないということになる。心も疲れる訳だ。

 とある普通家庭の一コマである。一人の初老の男が、誰もいないリビングのソファーに座り、首を何度もグルグルと回している。そこへ、これまた初老の女が現れた。

「あら、どうしたのっ?」

「いや、なに…。どうも今日は肩がってね…」

「そうなの? どうしたのかしら?」

「昨日、残業したからだとは思うんだが…」

「他に原因は?」

「いや、これといって、思い当たらない…」

「そう…。そろそろ、お食事にしましょ!」

「ああ…」

 この会話からして、どうも二人は夫婦に思えるのだが、後日、この男の疲れの原因が別にあることが分かった。この男の趣味はバード・ウオッチングで、木の枝にもうけた自家製の巣箱に、鳥が来ていないか? と昨日、木の上の巣箱をジィ~~っと見続けていたためだった。当の本人が、そのことを忘れているのだから、これはどう~~しようもない。^^

 このように、まあ、疲れる原因はさまざまで、案外、思いもよらない気づいていないところにある・・という疲れるようなお話だ。^^


                  完

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