表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】冷徹宰相に溺愛された錬金術師はのんびりと暮らしたい~婚約破棄された令嬢でしたがグルメ生活で幸せです~  作者: りょうと かえ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/56

50.大公家の料理

 フィリアは迎賓館の大広間にて到着した。

 テーブルには豪華な花飾り、それに控えめながらも楽隊が音楽を奏でている。


 シェナもクローシュで蓋をし、食材と醤油、食器を載せたカートを押して大広間に現れた。ギラス王子一行を挟み、大広間の反対側にはすでにモードたちスレイン大公家の面々が揃っている。


 ギラスの側に控えるジウスが呼びかける。


「両陣営、揃いました」

「ふむ、では賞味しよう……。おっと、どちらから食すか決めてなかったな」


 ギラスが面白そうにジウスを眺める。明らかに試すような口調だが、ジウスは冷静そのものだ。


「公平、ということであればコイントスで決められてはいかがかと」


 スレイン大公もジウスの言葉に頷く。


「異存ありませぬ」

「ならば、そうしよう。表なら宰相殿の陣営から。裏なら大公殿の陣営から食そう」


 ギラスが側近から金貨を受け取り、指で弾く。慣れているのだろうか。ギラスは難なくキャッチして、表裏を確かめる。


「…………」


 フィリアは先攻でも後攻でも構わなかったが、思わず息を呑んでしまう。ギラスはコインを指で挟み、モードたちに向ける。


「裏だ。大公殿の料理から頂こう」

「ははっ! 光栄にございます!」


 スレイン大公が恭しく頭を下げた。モードを先頭に白衣の料理人とクローシュで蓋をされたカートが前に出てくる。


 モードが一礼してクローシュに手をかける。


「今回、我が陣営は与えられた題材に対し、ベストの回答を用意できたと自負いたします――」


 芝居がかった仕草でモードがクローシュを外す。


「――っ!」


 フィリアが息を呑む。そこにはフィリアがよく知っている料理があった。ジウスもわずかに目を細める。


「東方の魚料理、寿司です!」

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


おもしろい、続きが読みたいと思って下さった方は、

ぜひともブックマークや↓の⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎評価をよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ