シラヴァーズの住処
パームがレイミール海賊団のアジトへと強襲をかけていた時、カリンはずっと湖をながめていた。光の閉ざされた世界。そんな場所があるとすれば、きっと物入れの中か、土の中だけだと思っていた。どちらも自分の目を覆い隠す物が目の前にあり、光が目に入る事はない。だが、この時はじめて、カリン・ワイウインズは、新たに光の届かない場所を知る。
「……リク? 居る? 」
コウの体を揺らす大きな腕。返事の代わりに行動で示すリク。リク、リオ、クオがコウにしがみついて共に湖の中に潜り始めて、もうどのくらい経ったのかわからない。だというのに、コウの体はどこまでも沈み、一層周りが暗くなっていく。 カリンは、深い海の底は、光が届かなくなっていくのだと知った。
時折、コクピットの中から見える魚が物珍しげに漂い、離れ、また漂う。どこまで沈んでいくのか分からないこの水底の中で、隣に居るリクすら見えない暗闇に襲われたなら、一体どれほどの孤独に苛ままれなければいけないのか、それは悲壮以外の何者でもない。孤独を上塗りする為に自然と独り言が多くなる。以前はその言葉に返す者がいた。
「……眠ってしまいましょうか。夜中、ではないとは思うけれど。まだかかるのかしらね」
返事を期待してしまう。だがコウはまだ眠ったまま動かない。誰もカリンの言葉を聞く事はない。することがないと、気が触れてしまいそうで、小腹がすいたと勝手に考え、食べ物でも食べようとした時。大きく体が揺れた。身体がわずかに沈み込む。ようやく地面についたらしい。
「シラヴァーズには会わなかったわね。リク? 」
ここに来て、すでに隣の視界すら見えにくくなっている事に気がつく。先ほどまでたしかにとなりに居たはずの黄色いベイラーが、もう見えない。
「……本当に夜のよう」
見上げても星はない。それがまた一層心細くさせた。暗闇でも、月さえ出ていれば道を照らしていた、カリンの故郷ゲレーン。ここはその月の光さえない。一体どうやって見回せばと逡巡していると、足元に置いた贈り物の1つに目がいく。それは、ネイラが渡してくれた初めて見た型のランプ。
「船乗りさんはこんな暗闇を見たことがあったのね」
それはランプの1つや2つ必要になるのは分かると体感しながらランプを見る。そして火をつけるにはどうすればいいのだろうと、今度は火打石を探すも、そんなものはコウの中にない。残念を通り越し、失念からの自己嫌悪に陥りそうになる。
ランプを使うには火が必要なのは当たり前であるのに、その肝心の火を忘れてしまった。そうなればせっかくのランプも宝の持ち腐れになる。この水底での明かりがようやく手に入りそうだとわかった途端の失墜でもあり、カリンの心が荒む。だが、簡単に諦めるには、このランプがもたらすであろう効果を想像してしまい、意地でもこのランプを使ってやると奮起する。
そのランプを見れば、中は火種を灯す紐と、半面を鏡のように反射する素材が付いている。たしかに部屋の全体を照らすというより、歩きながら前を照らす事を想定していそうな構造だった。持ち手と、大仰な支えに囲まれた、女性が持つには少々重いランプ。油の注ぎ以外、外から内部に手を伸ばす事はできそうになかった。
「……これ、どうやってつけるのかしら」
そう。外から内部に手を伸ばせない。それはつまり、火をこのランプに移す事ができない。いよいよもってこのランプへの失望感が大部分を占めてくる。これを預けたネイラも、一体何を思って使えないランプを渡したのか、遂には怒りの感情すら湧いてくる。ネイラが悪ふざけで預けたのか、それともいたずらか。はたまた、ネイラ自身の過失なのか。今はどうでもよく、ただこの、置物になったランプをどうするかだった。怒りに身を任せてランプを放り投げようとした時。
「……壊したらネイラが困るわよね」
頭の片隅に残った冷静さが、これは自身の物ではなくネイラの物だと、当たり前ながらも状況によって忘れ去られそうな事実を確認させた。熱くなった頭を自覚しながら、ランプを静かに置く。だが冷静になっても、このランプが無用の長物であるとは変わりない。これを無視して、もうシラヴァーズが来るまで眠ってしまおうかと思った時、ランプの側面に見慣れない釘が刺さっているのに気がつく。
カリンが見慣れないのは、指で押し込むボタンであった。ゲレーンに、こんな機械的な装置はない。帝都育ちのネイラならではの道具だった。
「押せばいいのよね? 」
しかし、カリンの人間としての本能が、これを押す物だと理解させる。事実、細い指先が先端に触れ、ゆっくりと沈む。少し硬い感触で1cmも満たない幅で沈み、カチリと音が鳴る。
すると、油が染み込んだ紐に向け、ランプの内部でバチリと火花が散った。ボタンを押すと内部に備え付けられた火打ち石が弾ける機構が入っている。そのおかげで、一瞬で油に火がともり、徐々にランプがその役目を果たしていく。鏡になった背面が光を集め、前面に十分な光量を与えていく。
自分の無知からくる、言われもないネイラへ暴言へ謝罪を繰り返しながらランプを持つ。片腕で支えるには少々重いランプを足に乗せて 全面を照らした。
薄暗い闇の中で光を灯した瞬間、見えてくるのは、一面に広がる岩肌。そして、全く見たことのない物体。それは、生き物の一部に見えた。
「……脚? 」
岩肌を突き刺す、棘の生えた脚。それがコウの体をまたぐように通り過ぎる。あまりにも長いために、節がどこにあるのか分からない。それも、この脚は複数ある。岩肌の荒れた箇所に引っ掛けるように一歩一歩時間がかかりながらも正確に歩みを進めていく。脚の長さに比べては小さい胴体がコウの頭上を通り過ぎる。
カリンの頭の中で、あれは虫か何かの仲間だと結論を出す。たしかに足は複数あり、よく見れば、脚の一対は、刀のように伸びた爪が備わっている。うす暗がりでは体の表面が何色かはわからない。ただ、多くの傷が見え、あの備わった大きな爪で戦ったのかもしれないと想像させる。カリンが見たのは、現代で言えば甲殻類の一種であった。しかしカリンはまだ、この星で人が名前をつけていない生物と出会っていた。
「海の底に、魚以外の生き物がいたのね……オルレイト、来ればよかったのに」
きっと図鑑にあらたなページが増えただろうと微笑んでいると、一瞬、コウの体が振動する。
「リク? どうかして? 」
返事を期待しても仕方ないと思いながら、リクが居るであろう場所にランプを向ける。すると、そこににリクの姿はなく、代わりに別の、先ほどの甲殻類とも違う、ある意味で会いたかったが、今は出会いたくなかった存在に光が当たる。
「……あらぁ? 」
それは先ほどと違い、声を出してこちらの存在を認識していた。緑色の宝石のように煌めく長い髪。艶やかな体表は人間と呼ぶには美麗すぎた。カリンの目に映るその姿を見てしまっては、自分があまりにも醜悪過ぎると見せつけられたように、この暗闇の中で照らす物もなく輝く姿に目が眩んでいく。
「《ーー!! 》」
「あらぁ。この前の黄色い子じゃないの。ようこそこの水底へ。といってもまだまだ先はあるのだけど」
その声には聞き覚えがあった。カリン達が初めて出会ったシラヴァーズ。どこまでも人をあざ笑うシラヴァーズは、メイロォと名乗っていた。
「でも少し大きいわね。どうしましょうか」
「(メイロォ。このシラヴァーズについていけば住処に行ける……)」
「あらぁ? 今私の名前を呼んだのはだーれ? 」
リクにむけていた瞳が突如としてコウに向く。その2つの目はしっかりとコウと、コウのコクピットに向けられている。シラヴァーズは心を読む事ができる。その結果、こちらの隠した真意を見抜いた上での問いかけを行い、人をあざ笑うのだ。そしてたった今、メイロォの名前を呼んでしまったカリン。それを聞き逃さずに、メイロォが悠然と泳いでくる。
「……ああ、この子か。連れてかえりたくないわねぇ。火を扱うベイラーだし。でもお話は聞きたいわぁ。だれか運んでくれないかしらねぇ」
メイロォが大げさに腕を組んで考え始めてしまう。海賊のタームが言っていたように、シラヴァーズなら、体と心が分かれてしまったベイラーを連れ戻せるかもしれない。そのためにはまず、シラヴァーズの住処に行かなければならない。ベイラーは好んで持って帰るはずのシラヴァーズであれば、この点はすぐクリアできるはずだった。
しかし、目の前にいるのは、コウをベイラーではないと言い切り、他のベイラーの方がいいとのたまうメイロォ。これでは想定が狂い、なんの成果も無いまま砂浜に戻る事になる。カリンにとってそれは、なんとしても防ぎたかった。龍石旅団の皆が、コウを信じ、カリン自身を信じてくれた事へ報いたい。その一心で、ひたすら頭を捻らす。
だがカリンは再び力不足を痛感する。剣術であったり、踊りであったりであればすぐさま答えがでるカリンであるが、交渉においてはまるで経験がない。どうすれば目的を遂げるために彼らを話し合えるか、想像もできていない。交渉とはそもそも、膨大な訓練と知識。そして度胸が必要だ。その点、カリンには度胸はある。武芸を習った事で、相手の懐に飛び込む事は慣れている。だが、交渉に使う知識と訓練はまるでしてこなかった。
女性が政治を収めたことのないゲレーンで、カリンにはやりたい事をやらせていた王の、無意識での采配がここに来て悪い方向で露呈していた。カリンは指示を出せても交渉ができない。こちらの要求と相手の要求に折り合いを付けて話すには、カリンはあまりに真っ直ぐな性格をしている。それでもどうにか選択肢をだし、少しでも考えをまとめようとしたが、そもそもこちらの考えは相手に筒抜けなのだ。こちらがどれだけ下手にでても、真意をすぐに気づかれ、交渉そのものを破棄されてしまう。
……もし、自分の父、ゲーニッツであったなら、どうしたのだろう。先日のサーラの王との会談のように、うまく事を運んでいくのだろうか。サーラの王の考えを変えただけでなく、自国の利益も確保したあの話術に、今更ながら舌を巻いている。そしてついに、自分と王を比べ始める。
カリンの、悪癖とも言っていい、自己の比較。それは武芸に秀でた姉と、国を率いて、平和を保ち続ける父との比較。姉とは、武芸で勝てた事のない、むしろ、他の分野でも勝てた事など一度でもなかった。父とは、まだカリンには国での実権など何もない。国をあげて何かを成し遂げたこともない。
「また、私は駄目なままなの」
沈んだ心を読まれるかもしれないとも考えず、また口に出てしまう。もうシラヴァーズに手を借りて、コウの心を取り戻すのは難しいかもしれないとまで思ってしまった時。メイロォは全く別の事に気をかけていた。黄色いベイラー……リクに話しかけていたのだ
「《ーー!ーー!! 》」
「あら? 手伝ってくれるの? いい子ね。じゃぁ、いらっしゃい」
「(シラヴァーズは、リクの言葉まで分かるというの? ……でも双子の事を言っていない? )」
リクには喉がなく、他のベイラーと同じように言葉を話せない。だからこそボディランゲージで話し合っていたのだが、今、目の前の光景は、前提条件を覆していた。心が読めるならば、口に出さなくても相手の考え、伝えたい事を読み解ける。メイロォはリクの心を読み、手助けしてくれるベイラーだと理解した。だからこうして住処まで送る事を承諾した。
「(リクには感謝しないと……リクを国にとどめて、本当に良かった)」
元々、リクは盗賊団のベイラーであった。それを咎め、カリンはリクを洞窟送りにするつもりだった。しかし、元々喉がなかったこと。リク自身がそもそも脅されていた事などを、双子達から教わり、今こうして旅の一行に迎えている。もし、ここにリクが居なければ、コウは無駄に水の底に沈んだだけで、なんの解決もなく浜辺に戻っていたに違いない。
リクが悠々とコウを担ぎ、優雅に泳ぐメイロォの後ろをついていく。すでに十分深さがあったこの湖も、未だ先に底があった。メイロォは時折振り返りながら、リクの歩調に合わせるように泳いでいく。
長い間、ランプを灯したカリンでさえ、暗闇で時間の感覚など消え去りつつあった。もう月は出て、夜になっているのか、それとも、既に日が昇っているのか判断がつかなくなった頃。メイロォの側を別のシラヴァーズが通った。メイロォよりも若干幼い顔つきをしている。
「お姉様、やっと新しい恋人を連れてきたの? 」
「……余計な事を言わないの。舌を引っこ抜いてしまうわよ」
「ひどいやお姉様! やっぱり恋人達が減ってみんな気が立っているの? 」
「海が気まぐれなだけよ。そんな急に恋人達が居なくなる訳ないもの」
突如として行われた、会話の内容は井戸端会議のソレに近い。共有と他愛ない話。カリンが彼女らの行動にいささか呆気にとられながらも、手元の資料を急いでめくり始める。
オルレイトが作り上げた、シラヴァーズの図鑑。絵もかいてあるそれは、カリンでも読みやすいように、随所に工夫がなされている。その数ある工夫の中で、最も利用されているのは、特に大事な事を太字で強調する、いわゆる見出し。現代では使い古された技法だが、カリンにとって初めて見る工夫となる。これでオルレイトもまた、カリンが信じる旅団である事の証明……だったのだが。
「シラヴァーズは人の、特に貴族階級の女性に特徴を同じくする事が多い。会話は途切れる事なく、自由気ままに泳ぐ。男にとっては扇情的に見える体は……扇情的って、オルレイトまでコウみたいな事を」
オルレイトの構文によって、証明の瞬間を失ってしまう。あくまで他の資料で書かれていた事を選別し、調節してできた文章であり、オルレイトが入れた文章は特に彼の悪意や空回りの善意でもなく、より正確に先人の教えを伝える為であったのだが、残念ながらそんな背景を考えられる程、カリンは余裕がなかった。
「シラヴァーズは陸に住処を構えます。海の中では、彼女らも捕食対象なのです……シラヴァーズを食べるって、どんな……」
該当する動物を、ちょうど先ほどサマナから聞いたばかりだった。ベイラーくらいなら、丸呑みしてしまう龍の眷属。その名をリュウイ。
「……シラヴァーズは持ち帰った宝を海に並べる習慣があります。彼女たちの住処の近くには、海水の温度と、適度な海流によって常に一定に保たれた環境が近い事が多く、著者もまた、シラヴァーズの持ち帰ったであろう宝を見つけた事があり、それは見事な宝石の展覧会のようでした……自慢しかないのね」
うんざりしながらも続きを読もうとした時、コウの体が大きく揺れた。それは担いでいたリクが、体を流されている事実を示していた。何事かと周りを見れば、リクは今、潮の流れの真ん中にいるらしく、なにもせずとも勝手に体が前に進んでいるような状態だった。
「あらメイロォ! 新しい恋人ね! 」
「こんにちわお姉様。お元気? 」
「ええ。この子達は相変わらずだけど」
「それは残念。またお話したかったのに」
「ええ。もう何年もお話ししてないの。寂しいわぁ」
ずっと聞き流していたシラヴァーズ同士の会話。しかし、自分の中で、不信感が支配し始める。それは何気ない一言。違和感ではあるものの、その答えを見出せない為にもどかしさしか積み重なる。となりに居るリクが震え始めた事で、その違和感は決定的な物になり始める。
「メイロォ! 私の恋人しらないー!? 」
「あら。また恋人から逃げられたのね? でもこの前見つかったのではなくて? 」
「足がなくなっちゃったみたいなのぉ! 知らない? 」
「ごめんなさい。見ていないけれど、見つけたら真っ先に伝えるわ」
メイロォの元へ、シラヴァーズが代わる代わる訪れるカリンはふと手を止め、今読んでいる図鑑の一文を何気なく眺めた。
『持ち帰った宝を海に並べる』
「まさか! 」
心を読まれようが、確認をしなくては気が済まなかった。コウのコクピットに張り付くように、出来るだけ広く、出来るだけ遠くまでその目を見開く。
最初に見えてくるのは、雑談するシラヴァーズ。色は花のように数多く、それでいて鮮やか。この深い海の中でも、美しさが損なわれていない。次に、メイロォの体の大きさ。尻尾まで測れば、ベイラーをそう代わりなはいほどの。体の半分が尾びれであり、陸にいるときは上半身の人間ににた部分で比べた為に、実際の大きさをこの目で見た事で、シラヴァーズの異様性はさらに際立った。
最後に、彼女らがその命をかけて集め続けたであろう宝の数々。金銀財宝から、一見価値を持っているのかわからない人の形をした石像。果ては貝殻の欠けらまで、種類は両指では収まらない。並べ方も様々で、大きさと数とを合わせて整え、きっちりと並べている者から、乱雑に積み上げ、文字通り山になっている物。積み上げた宝をわざと崩して、宝に身を埋めるのを楽しんでいる者さえいた。
数々の宝は、どれも素晴らしく、美しいものばかりだった。ただ、その中でも一際目立つ宝がある。それは、けっして外見が煌びやかでも、華やかでもない。しかし、数ある宝の中で、その宝が一番数が多かった。
重りがついているのか、その宝が海上に出ることはない。海に沈んで、座り込むは、うなだれているわけでも、上を向いて晴れやかな顔をしているのでもない。ただ、この場にいる事を認め、静かに、ただ彼女らに会う事を心待ちにするように、揃って腕を差し出している。
「これを、コウにしようとしたの? リクや、ミーンや、ガインや、レイダ、海賊のベイラー達まで、こうしようとしていたの? そんな、そんな事が!! 」
何十、何百のベイラーが、その体を海に沈め、ここ、シラヴァーズの住処で潮の流れに身を任せて、誰も彼も何も言えなくなりながら、そこにいた。シラヴァーズは、宝を持ち帰る習性がある。それに習って、ベイラーもまた、この場所につれてきていた。その有様は、ベイラーの墓場と言って良かった。
カリンの体に激情が走る。それは、燃え盛る瞬間のコウと、全く同じ感情であった。 あの時、コウには炎があったが、カリンにはない。今コウを動かすことはできず、自分が外に出ることすら叶わない。そして、それ以上に、カリンの身を蝕むのは、これから先、自身が行わなければいけない行動について。その行動を考えれば考えるほど、本当にシラヴァーズに頼まなければいけないかと奥歯を噛んだ。自分にはそれしか出来ないのだと、この水底への潜水に踏み切ったというにに、
「私は、彼女達に、頼まなければいけないというの」
頼むべき対象が、自分の許せない行動をする相手だというのが、カリンにとって、どこまでも、なによりも屈辱的な行為だった。
のちに、図鑑には「シラヴァーズの住処とは、ベイラーの墓場と同じ意味である」と、オルレイトの手によって書き加えられます。




