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馴れ初めを聞かれても困る  作者: 青木りよこ
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銘菓

大判焼きを断念した彼女は、大福を探しに和菓子のコーナーに行ってみた。

なごやんってなんだろう?

広島じゃないのに紅葉饅頭が売っている。

普段は行かない和菓子のコーナーに未知の驚きを感じつつも、月餅桃山栗饅頭などの五つが詰めこまれた縦に長い透明のパックを見て、高月渚はお供え物をお盆と言う文字を頭に浮かべた。

これじゃない。

考えてみたら、お見合いと言っていたけれど、助けてもらったお礼もしに行くのだから、ちゃんとしたお土産屋さんで買った方がいいんじゃ?

彼女は一階にお土産屋さんがあり、彦根の銘菓が売っていたことを思い出した。

彼女は申し訳ないと思いつつ、かごにいれたお菓子を売り場に一つ一つ戻し、先ほどは下りた階段を今度は上がっていった。


お土産物のコーナーでも彼女は悩んだ。

とりあえず、小豆の入ったお饅頭がいいだろうと思ったのだが、これが意外と難しい。

彦根のお土産なら三十五万石という小豆と求肥を最中で包んだお菓子と埋もれ木という白あんを求肥で包み抹茶をまぶした和菓子がメジャーであり、高月渚の祖父母も大体これを毎回買って帰る。

だが大判焼きと大福が好きとわざわざ書いていたのに最中を買ってくというのはどうなんだろう?

彼女はとりあえずぐるっと一周してからにしようと思い、お蕎麦を見たり、鮎の佃煮を見たり、お茶を見たりしてお土産屋さんの右側に移動した。



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