表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
馴れ初めを聞かれても困る  作者: 青木りよこ
PR
79/404

一個でいい

自分たちが食べるための滋賀の地酒で作ったという酒蒸しきんつばも買い「あとは甘酒だな」と言い、高遠忍は芙蓉と地下の生鮮食品売り場への階段を下りた。


「忍、我はカレーが食べたい、今日から煮込め」

「ああ」


彼は甘酒を探した。

レジの奥のエスカレーターの下の特設コーナーの上段に並んでいた。

ラベルに医者の天敵 飲む点滴と書いてある瓶を手に取りグレーの買い物かごに入れた。


「カレーだな」

「カレーよな」


芙蓉がカートを持ってきたので買い物かごを乗せた。

カレーのルーを二つに、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモを入れ、牛すじ肉を入れる。

芙蓉はカレー用の固い肉が好きではないので、高遠忍の作るカレーは牛すじ肉で作ることになっている。


「忍、我は今日は鰯のフライが食べたい」

「ああ」頭どりされた中小羽鰯は少し小さかったが、まあいいだろうと、彼は二パックを買い物かごに入れ「鯵は?」と聞いた。


「鯵もよの」


彼は丸鯵を三尾買い物かごに入れた。


「タルタルソースでな」

「ああ」

「ハーゲンダッツ安いぞ」

「ああ」


アイスクリームの冷凍庫に来るとハーゲンダッツ198円のB5サイズのスタンドポップが立っていた。

芙蓉はストロベリーカスタードタルトとキャラメルヴァーニュとバニラクッキーラズベリーを買い物かごに放り込んだ。


「主は何にする?」

「マカデミアナッツ、一個でいい」

「さよか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ