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悪役令嬢でござりまするってよっ!  作者: SIN
第3章ですますわっ

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19

 午後の授業中、教師が突然、2人1組のペアになって魔力で出現させた玉の打ち合いをしろ。と、体育の授業みたいな事を言い出した。

 しかしその玉というのが少々厄介な代物で、無属性でなければならないらしい。

 魔力は普通自分の属性に沿う物しか出せないとか、なんとか……。

 良く分からないまま授業は進み、百聞は一見にしかず。と、無属性の玉を出して打ち合えって事になったのだ。

 クラスは遇数人いるのであぶれるって事はないんだけど、オレと組んでくれるような物好きっているのか?

 頼みの綱はスティアしかいないが、スティアは思いっきりオレから顔を逸らしてしまっている。

 まぁね、ナナとの進展の為にはオレを無視しなきゃならないんだろうし?親父とか執事とかからもオレには近付くな。とか言われたんだし?絶対にこっちからは話しかけないけどさ……。

 1つだけちょっと言いたい。

 魔術の勉強を共にして、魔法学校に入学する前までは一緒にいる時間も長かったってのに、随分と切り替え早いな!

 「……はぁ」

 頭の中で盛大に毒付いた所で、何も感じてないんだから上っ面だ。

 仕方ないか、オレの目的にスティアも……フィンも無関係なのだから。もちろんナナも、親父も、執事も皆。

 「エイリーン譲……俺と組んでくれないか?」

 誰からも声をかけられないと思っていた所で名前を呼ばれ、ビックリしつつもゆっくり振り返ってみれば、そこには両手に無属性の玉を持ったドラードが立っていた。

 うん、授業に前向きなのは素晴らしい事だ。

 けどさ、両手に玉を持って真後ろに立ってなくても良くないか?

 いや、それはまだ良いとしようじゃないか。だけど、両手に2つずつ玉を持っているのはどうかと思う。

 一瞬、ジャグリングを始めるのかと思ったわ!

 「喜んで。で……玉多くない?」

 「玉を打ち合え。つまり、当てた方が勝ちとなる。なら玉は多いに越した事はない」

 あぁ、確かにそうとも取れる説明だったな。

 魔法の玉を使用したドッジボールと考えれば楽しめそうだが、避けた後の玉が無関係の生徒に当たる危険性が……打ち消せば良いのか。

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