表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/145

92 黒道蹂躙

 ――天武クエスト――

 ――龍天武院門主の武威を示せ――

 ――襲撃者の撃退――


 この数を撃退ですか……シスさん。戦闘力を算出してもらえまか?


 ――了――

 ――平均戦闘力 877――

 ――戦闘能力が高い個体が4名――


 なるほど。とりあえず、数を減らしますか。


「ウリャァァァ」


 武器を振るってくるということは、命のやり取りということですし【龍硬多連脚】


 ――撃破数 1――


 肉塊になってしまいましたが、これも仕方のない事です。【龍爪斬】


 ――撃破数 5――


 軽く振るっただけで、簡単に切り裂けましたね。では、どんどんいきましょう。


「うわあぁぁぁ」


 出鱈目に振ってもあたりませんよ。【龍爪破】


 ボンッ――


 人体に使うのはよろしくありませんね。今の人胴体が吹き飛びました。


 ――撃破数 8――


「ぜ、全員で畳かからせろ!」


「イケ! イケ!」


 【龍硬拳・連舞】――


 ドン!――

 グシャ!――

 メキョ!――


 思いつきの動きでしたけど、いい感じですね。


 【龍咆破・散】――


 【龍咆破】を拡散させて放ちましたが、威力と射程が短くはなりますが面で攻撃するには向いてますね。


――撃破数 19――


 ペースを上げないと朝になりますか……【龍硬斬脚】


――撃破数 24――


 今の蹴りで5人ですか、【双龍爪斬】【螺旋龍硬拳】【龍牙震脚】【飛翔龍尾脚】


――撃破数 46――


「このバケモノ!」


 誰がバケモノですか。


 ゴキッ――


 少し力を入れただけで首が折れましたね。


 殺すことを目的にする気は、毛頭ありませんが……この人たちからは、なんとも気持ち悪い感覚がしますね。遺恨を残さないように殲滅するのが得策でしょうね。


 【飛翔龍尾連脚】――


 一人、二人、三人、四人、五人。次!


――撃破数 51――


「ひゃぁぁぁ」


 彼らは戦いに来たわけではなく、蹂躙しに来たのでしょう。戦う意思を持たず、ただただ欲望のままに暴れる略奪者。恥を知りなさい!


 グシャ――


「な、なんだよ。おかしいだろ。軽々と地面にぶつける……なんで」


 あまり恐怖を与えすぎるのもよくないですね。【双龍爪斬】【鵬程万剣】


 シュィィィィン――――


 斬!――


――撃破数100――


「マサカこれほどまでだったとはネ。いくぞクチェ、ペグソス」


「イェ」


「覚悟しな」


 幹部の人ですかね。それなりですかね?


 ゴロゴロ――


 転がっての突進ですか、ですがそんなもの跳んで躱せば……


「あまいネ」


 巨漢のかたの突進は囮ですか。その影からの鎖鎌とは、ですが【兎跳月歩】でさらに跳躍すれば、躱せますよ。


「モラッタ!【大天空ネリチャギ】」


 なるほど、脳天からの彼が本命ですか……想定の範囲内ですし、それに、【兎跳月歩】は、空中へと跳ね続ける歩法。


 落下をしてくる彼の頭上は容易いです。ちょっと思いついた技を試しましょう。


――龍雄は、襟首に膝を当てペグソスの両足を掴むと、そのまま回転しながら落下しペグソスは顔面を地面へと叩きつけられ絶命した――


 なんと名付けますかね。


「フゴォ!」


 転がりながらの突進しかないのでしょうか?


「よせ! クチャ」


 折角、鍛えて貰った剣ですし、使いますか…そういえば、まだ銘を決めてませんでしたね。とりあえず『黒剣』とでもしましょう。


 では、【鷲天】!


 ズバッ!――


 一刀両断でしたね。残すは、貴方だけですが?


「くたばれ!」


 【群烏】


――数多の剣線が、鎖鎌を、それを振るうサマギの体を走り、ただの躯へと変えた――


 さてと、残るはあなただけですね?


――龍雄の剣を天満清彦へと指すのであった――

評価や感想、ご意見など時間がありましたらどうかお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ