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第18話 裏切りの代償

書いたものがパーになって投稿が遅れました。

すみませんでしたm(__)m


明日から毎日更新に戻りますのでよろしくお願い致します。


「おう!久しぶりだなラント!」


「どうしてここに?」


「いやー、隣町で大変なことが起こっているから救援に行って欲しいと言われてなぁ!前にラントがいるって聞いていたから飛んできたんだ!」


そう言うと彼は俺に向かってニシシと笑った。

その顔が俺には鑑定の時の神官のように醜悪に歪んで見えた。


「ちょっと裏の草原に来てもらってもいいですか、ニルさん」


「ああ。いいぞ」


彼ことニルさんを裏に呼び出し、問い詰めることにした。


「ニルさん、正直に答えて下さい」


「ああ、どうしたんだ?」


「あなた、フォルグの手下ですか」


俺がそう言うとニルさんは目が泳ぐ。

その行動を俺は見逃さなかった。


「そ、そんなわけ--」

「嘘ですね。目が泳いでいますよ?」


「……」


ニルさんが押し黙った。その機に畳み掛ける。


「それに、なぜパーティーを組んで欲しいって頼んだ時に無理(、、)じゃなくてダメ(、、)って言ったんですか?」


「そ、それは……」


「分かってますよ。フォルグの手下だってバレたら大変ですからね」


俺がそう言うと、ニルさんはいつもと違う血走った目を俺に向けてきた。


「ハ……ハハ……」


「どうしたんで--」


「--ハハハハハ!!そうだ!俺は敬愛なるフォルグ様が右腕、混沌のニルだよ!!フォルグ様には指一本触れさせねえよ!残念だがここでお別れだなラント!今お前は死ぬんだ--」


そこまで言ったニルの腹に一本の剣が突き刺さった。


その瞬間、ニルは絶命した。


「敵って確定なら先に動くのが正解だよ、ラント」


ニルを後ろから突き刺した少女、リムルが剣に付いた血を拭きながらそう言った。


「リムル……何故ここに?」


「なぜって、思いっきり声聞こえてたんだけど……」


リムルがため息混じりにそう言った。

どうやら俺とニルの声がギルドの中まで聞こえていたらしい。


「そんなに大きな声だったか?」


「うん、今ギルドの中がすごいことになってるよ。一体何事だ!?ってね。あと殺害しようとした言質が取れているから私の件は自己防衛として罪に問われないんだって」


そうは言っているがリムルに手を汚させたことが情けなく思ってしまう。

これは罪悪感と言うやつだろうか。

そんな俺の感情を読み取ったようにリムルが急に

拭いていた剣をほっぽり出して手を握ってきた。


「ラントはなんでも一人で抱え込みすぎなんだよ!私も仲間なんだから頼ってよ!私もいっっっっっっぱい頼るから!」


リムルはそう言うとニコッと笑った。

俺はその言葉で救われた気がした。


「羨ましいなぁ」


「同感だ」


「悲しくなるな」


「ああ」

気がつくとリムルの後ろにハンカチで涙を拭っている騎士団の人が来ていた。


剣聖と握手がしたいのかな?


「あ、あの!私がやっちゃったんですけど……

正当防衛に当たりますか!」


リムルが騎士団の人に向かってそう聞いた。


「あ、ああ。たくさんの冒険者から聞いてみたが、ニルの方に非があるのは明白、正当防衛に当たる」


騎士団の人が真っ直ぐにこちらを見ながらそう言った。


「よかった〜」


リムルが安堵の声を漏らし、その場にへたり込む。


「と、とりあえず他の奴らがこのことについて調査をするから1ヶ月後くらいには真相が明らかになると思ってもらっていい。あとあんた達も不滅の騎士団討伐に出るんだろ?もう皆出陣の準備ができているぞ」


「ありがとうございます。リムル、行こう」


「うん」


俺はリムルの手を持って起こすと、ギルド内に戻った。


歩いている途中で後ろから雄叫びが聞こえた気がした。

【最後に】

面白い!続きが読みたい!と思って頂けたら、

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それでは、また次回に!

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