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生きる気がない人しか入れない店 ―あやかし食堂・本日の献立は後悔―

作者:妙原奇天
最終エピソード掲載日:2025/12/26
 その店に入れるのは、
 一度は「死」を考えたことのある人間だけ。

 路地の奥、看板のない食堂。
 そこでは料理が、感情で作られている。

 後悔、執着、怒り、そして空白。
 出されるのは、人生を“よくする”料理じゃない。
 ただ、感情を切り分けるための一皿だ。

 店主のあやかしは言う。
 「生きろとは言わない。死ぬなとも言わない。
  ここは台所だ。吐くなら吐け」

 主人公・真白は、
 生き延びたことを「失敗」だと思っている青年。
 気づけばこの店で皿を洗い、
 他人の後悔を“出す側”になっていく。

 ――だが、料理には代償がある。
 救われないまま、欠けていくものがある。

 この店は、希望をくれない。
 それでも読後に残るのは、
 「それでも、まだ終わらせなくていい」という
 曖昧で、逃げ場のない感覚。

 癒しではない。
 説教でもない。
 それでも忘れられない、感情処理の物語。
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